スカイブリッジ・キャピタル(SkyBridge Capital)の創設者兼マネージングパートナーのアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏は、4月の半減期以降ビットコイン(BTC)は少なくとも17万ドル(約2550億円、1ドル150円換算)まで高騰すると予想している。
スカラムッチ氏は、「ビットコインの半減期を振り返ってみよう」と語り、「ビットコインが半減期を迎えた日にそれを4倍し、18カ月後になるとそれがビットコインの価格になっているのは驚異的だ」と指摘した。
スカラムッチ氏は、「私は半減期の価格として3万5000ドルを使用しているが、これは保守的な数字だ(中略)4月に5万ドルだとすると20万ドルになる。6万ドルだとすると24万ドルになる」と説明した。
スカラムッチ氏は長期的な価格目標について、ビットコインが金の時価総額の半分に簡単に達する可能性があり、1BTCの価格は約40万ドルに達するだろうと予測している。
スカラムッチ氏は以前、1月11日のアメリカでのビットコインETF(上場投資信託)承認に先立ち、ブラックロック(BlackRock)のビットコイン現物ETFの最初の外部投資家であることを明らかにしていた。
ブラックロックがビットコインETFに関心を示す前に、同社のラリー・フィンク(Larry Fink)CEOがビットコインに懐疑的だったことは有名だ。しかし、昨年6月にブラックロックがETFの申請書類を提出して以降に行われた公開のインタビューでは、フィンクCEOは態度を変え、自らを「熱心な信者」と呼んだ。
|翻訳・編集:林理南
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|原文:Anthony Scaramucci Predicts Bitcoin to Hit at Least $170K Post Halving