NFT流通に特化したブロックチェーン開発などを手がけるハッシュパレット(HashPalette)は2月8日、同社が26日にリリース予定のブロックチェーンゲーム「THE LAND エルフの森」で利用可能な暗号資産「エルフトークン(ELF Token)」を暗号資産取引所bitFlyerで販売し、12億5000万円の資金を調達すると発表した。
「IEO(Initial Exchange Offering)」と呼ばれる資金調達手法で、国内では5例目、ゲームトークンのIEOとしては初となる。またbitFlyerのIEOプラットフォーム「bitFlyer IEO」にとっても初の事例となる。
エルフトークンは、ハッシュパレットが開発したメタバース型ファーミング・ブロックチェーンゲーム「THE LAND エルフの森」をプレイする際に使用できる暗号資産。ゲーム内トークンとも呼ばれ、ゲーム内のNFT(土地やアイテム)を購入でき、またステーキングすることで特典を獲得できるという。
エルフトークンの総発行上限は10億ELF、IEOでは10%に当たる1億ELFを販売する。販売価格は12.50円。申込受付は9日19時から。
ハッシュパレットは、NFT流通に特化したブロックチェーン「パレットチェーン」の開発などを手がけており、2021年7月には国内初のIEOとして同チェーンのネイティブ暗号資産パレットトークン(PLT)のIEOを実施。今回のIEOは同社にとって2度目のIEOとなる。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
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※編集部より:タイトル、本文を修正して、更新しました。