オプティミズム、非公開取引で約9000万ドル相当のガバナンストークンを売却
  • オプティミズム財団は約9000万ドル相当のOPを非公開の購入者に販売した。
  • 販売分は運転資金として確保されたトークンから拠出された。

オプティミズム財団(Optimism Foundation)は3月8日、非公開の買い手に対して、現在の価格で約9000万ドル(約135億円、1ドル=150円換算)に相当する約1950万OPを売却するプライベートトークンセールを行ったと発表した。

同財団は、イーサリアム(Ethereum)上でトランザクションを実行および決済するブロックチェーンであるオプティミズムネットワークの保守管理者・開発者だ。

今回販売されたトークンは2年間のロックアップの対象となる。 ただし、購入者はガバナンスの決定に参加するために、トークンを第三者に委任することができ、所有者と同じ利益を得ることができる。

売却分はOPの未割り当ての部分から調達される。それは初期OPトークン供給量の30%である財団の当初の運用予算の一部だ。 3月8日の時点で、OPの流通供給量は10億個、総供給量は42億9000万個だった。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Optimism Sells $89M OP Tokens in Private Transaction