NTT Digitalは、暗号資産やNFTを扱うことができるデジタルウォレット「scramberry WALLET(スクランベリー・ウォレット)」を3月12日から提供。また、新しいデジタル体験を提供するサービスブランドを「scramberry(スクランベリー)」として展開していくと発表した。
Web3のマスアダプションは「ウォレットが鍵を握る」と言われており、リリースによると、同ウォレットは使いやすさと安心・安全に焦点を当てたという。電話番号のみで初期登録が可能、直観的で分かりやすい操作性が特徴で、初めて暗号資産やNFTを利用するユーザーを含め、多くの人がスムーズに利用できることを目指している。秘密鍵のバックアップや生体認証の活用などの機能も搭載している。
対応するチェーンは、アスター(Astar)、アバランチ(Avalanche)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)の4チェーン(発表順)。今後の拡大などは明らかになっていない。
さらにウォレットの機能を、法人顧客向けにAPIとして2024年内に提供する予定。APIの利用により、自社アプリケーションにウォレットの機能を簡単に組み込むことができるようになる。
またウォレットの提供とともに、新しいデジタル体験を提供するサービスブランドを「scramberry(スクランベリー)」として展開。さまざまなサービスを提供していくとしている。
ウォレットは、App Store、Google Playストアからダウンロード後、スマートフォンにインストールして利用する。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
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