暗号資産(仮想通貨)運用会社のギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)は、2023年の通期決算で2億9600万ドル(約444億円、1ドル=150円換算)の純利益を計上した。
これは、前年同期の10億ドル(約1500億円)の損失から大きく変化したことを意味し、2023年に発生した暗号資産の冬が終わったことを示している。
今年、同社は暗号資産価格の上昇の恩恵を受けており、広範な暗号資産市場の指標であるコインデスク20指数(CD20)は年初から52%上昇している。
「2023年第4四半期末以降、暗号資産価格は大きく変化し、当社のビジネスは市場のボラティリティの高まりと取引量の増加から恩恵を受けている」と同社は声明で述べた。
マイク・ノヴォグラッツ(Mike Novogratz)氏が率いる企業の株価は、ビットコイン(BTC)が先週の下落から反発して7万ドルの大台を回復したため、26日には6.5%以上上昇し14.38ドルで取引を終えた。同社は今年40%近く上昇している。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
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|原文:Galaxy Digital Reports 2023 Net Income of $296M Following Year-Earlier $1B Loss