ソーラー(Solar/SXP)とは? 3つの特徴と今後について解説

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ソーラー(Solar/SXP)とは?

ソーラーは、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題、スマートビジネスの開発効率の向上を目指すプロジェクト。SXPはユーティリティトークン&ガバナンストークンであり、支払いやステーキングへの利用、ガバナンス投票への使用が可能である。

なお、同一のティッカーコードを持つスワイプ(Swipe/SXP)とは異なる暗号資産である。

ソーラー(Solar/SXP)の基本情報

発行枚数無制限(自動的に焼却する仕組みあり)
コンセンサスアルゴリズムDelegated Proof of Stake(DPoS)
中央機関ソーラーブロックチェーン財団
オフィシャルサイトURLhttps://solar.org/
ホワイトペーパーhttps://docs.solar.org/assets/documents/whitepaper-july-2023.pdf
公式X(Twitter)URLhttps://twitter.com/solarnetwork

ソーラー(Solar/SXP)の特徴

Delegated Proof of Stake(DPoS)の採用

ソーラーはコンセンサスアルゴリズムにDelegated Proof of Stake(DPoS)を採用している。ブロック生成・トランザクション検証を選出された53の選ばれたブロックプロデューサーによって保護する。ブロック生成・トランザクション検証に使用するブロックを限定することで、持続可能かつ効率的にトランザクションを実行するための仕組みである。Proof of Work (PoW)で問題視されるエネルギー消費の問題を解決しつつ、分散化によるセキュリティの確保を維持することが期待される。ブロックプロデューサーはノードオペレーターとも呼ばれ、ガバナンス投票で選ばれる仕組みだ。

発行上限を設定せずに自動焼却される仕組み

ソーラーネットワークで発行されるSXPは、発行上限が設定されておらず、プログラムによって自動発行される。発行上限を設定せずに発行を続ければインフレが進むため、トークンの価値を担保するために、自動焼却(バーン)される仕組みを取っている。Solarチェーンで支払われる取引手数料と出金手数料の90%は自動焼却されるため、発行と焼却を繰り返すことでトークンの価値を安定化させている。

フィンテック分野のサービスを展開している

https://solar.network/solarcard

ソーラーネットワークは、ソーラーカード、ソーラーPOSなどのフィンテック分野のサービスを展開している。ソーラーカードは、モバイルアプリと連動した仮想通貨を支払いに利用できるデビットカード。ソーラーPOSは、加盟店が法定通貨と仮想通貨の支払いに対応できるPOSだ。フィンテック分野のサービスを充実させることで、ソーラーネットワークの普及を実現しようとしている。

ソーラー(Solar/SXP)の歴史

2018年、Joselito LizarondoとNayiem Willemsがソーラーネットワークを設立した。ブロックチェーン技術を活用した、クリーンエネルギーソリューションの提供が目的であり、環境に配慮したプロジェクトとなっている。2024年3月26日、国内仮想通貨取引所のBitTradeに上場した。

ソーラー(Solar/SXP)の今後

ブロックチェーンネットワークとして普及できるか

ソーラーネットワークは、持続可能なエネルギー消費を掲げる環境に配慮したブロックチェーンネットワークである。暗号資産の中でもビットコインのエネルギー消費問題は深刻であり、100TWh以上の電力を消費するといわれており、環境への配慮が求められている。

ソーラーはESG投資が注目される昨今に配慮したプロジェクトとも言えるため、独自のソーラーカード、ソーラーPOSなどのサービスを含めて普及できるかどうかが注目される。ソーラーネットワークが普及すれば、発行と自動焼却によって価値のバランスを取っているSXPの価値も上昇しやすくなる。

2021年から価格は下落傾向にある

SXPは、2021年5月3日に約5ドルの最高値を記録して以降は、現在に至るまで価格は下落傾向にある。2024年3月にBitTradeが上場を発表するまで日本における注目度も低く、話題になることもほとんどなかった。2021年以降も一時的な上昇相場は存在したものの、現在の価格動向からは継続的な上昇を見込むことは難しいかもしれない。

ソーラー(Solar/SXP)の購入方法

SXPは国内取引所ではBitTradeで購入できる。海外取引所でも購入可能であるが、CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。

BitTrade(ビットトレード)

国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。運営元はビットトレード株式会社。2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した。

すでに仮想通貨取引を始めているが、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いている。

項目概要
取扱仮想通貨42種類
手数料無料
最低取引数量0.00001BTCかつ2円
スマホ対応アプリあり
セキュリティマルチシグ、コールドウォレットなど

BitTrade(ビットトレード)のメリット

  • 取扱通貨数は国内仮想通貨取引所でトップクラス
  • 販売所・取引所の取引にかかる取引手数料が無料
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BitTrade(ビットトレード)のデメリット

  • レバレッジ取引の対応通貨ペアがBTC/JPYのみ
  • 出金に手数料がかかる点を含めて不自由な点がある
  • 出来高が少なさから取引所の取引が成立しないことがある

BitTrade(ビットトレード)評判・口コミ

  • 国内最大級の仮想通貨取扱数であることがウリです。スプレッドも少なくて、利用しやすくて、アプリの操作性もいいと感じました。

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|文・編集:CoinDesk JAPAN編集部

|トップ画像:オフィシャルサイトより