ビットコインとイーサリアム、全般下落でも相対的な回復力を示す:CoinDesk Indicesマーケットアップデート

CoinDesk Indices(CDI)マーケットアップデートでは、CoinDesk 20 Index(CD20)と、より広範なCoinDesk Market Index(CMI)の上昇銘柄・下落銘柄の週間分析をお届けする。

CoinDesk 20を構成する20種類の暗号資産(仮想通貨)は全て過去1週間で下落したが、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)はパフォーマンスで他を上回っており、15日までの7日間でそれぞれ12.1%、16.6%の下落にとどまった。

ユニスワップ(UNI)、ファイルコイン(FIL)、アプトス(APT)は特に下落が激しく、35%を超える下落が発生した。先週は5つの暗号資産が30%以上下落した。

CoinDesk Market Indexの構成銘柄187種の中で、1週間でビットコインのパフォーマンスを上回った暗号資産は3つだけだった。現実資産(RWA)プラットフォームのオンド・ファイナンス(Ondo Finance)のガバナンストークンであるオンド(ONDO)は唯一上昇を記録した。

CoinDesk 20は複数のプラットフォームで投資可能なインデックスで、時価総額と流動性で上位を占める暗号資産を対象としている。より広範なCoinDesk Market Indexは、約180種のトークンと7つの暗号資産セクター(通貨、スマート・コントラクト・プラットフォーム、DeFi、カルチャー、エンターテインメント、コンピューティング、デジタル化)で構成されている。

|翻訳・編集:林理南
|画像:CoinDesk Indices
|原文:Bitcoin and Ether Show Relative Resilience Amid Widespread Losses: CoinDesk Indices Market Update