- 2017年、ジャネット・イエレンFRB議長(当時)の後ろに掲げられていた歴史的な「Buy Bitcoin」のサインが、オークションで16BTCで落札された。
- オークションの収益は、Tirrel Corpというビットコインレイヤー2のスタートアップに資金提供される。
2017年7月にテレビ中継された議会証言でジャネット・イエレン(Janet Yellen)連邦準備制度理事会(FRB)議長(当時)の背後に掲げられた歴史的な「Buy Bitcoin」のサインが、16BTC、つまり100万ドル(約1億5500万円、1ドル=155円換算)強で競売にかけられた。
この取引を仲介したオークションハウスのScarce.Cityは、同社としては記録的な金額だと述べた。
And that's a wrap on one of the most ICONIC pieces of Bitcoin history. 🏆🍾
— Scarce.City (@scarcedotcity) April 24, 2024
Made a little history of our own … meet the official new https://t.co/rNz9DWL5WE record. 🏅 pic.twitter.com/3ixQmEHbd0
オークション自体は、ニューヨークにあるビットコインをテーマにしたバー、PubKeyで開催された。
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PubKeyのツイートによると、このサインの新しい持ち主はSquirrekkywrathというハンドルネームの人物だという。
新しい所有者についての詳細はわからない。ギャラクシー(Galaxy)の調査責任者であるアレックス・ソーン(Alex Thorn)氏は、その人物は「誰も聞いたことのないビットコインOG(オリジナル・ギャングスターズ)」だと語った。
CoinDeskとのオークション前のインタビューで、看板を掲げたクリスチャン・ランガリス(Christian Langalis)氏は、収益はUrbit上でビットコインライトニング・ネットワークのウォレットを開発している彼のスタートアップ、Tirrel Corpの資金に使われると語った。
2017年の米下院金融サービス公聴会でこの看板を掲げた後、ランガリス氏は委員会の規則に違反したとして建物の外へ退出させられた。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:「Buy Bitcoin」のサインを掲げるクリスチャン・ランガリス氏(左端)(C-Span)
|原文:‘Buy Bitcoin’ Sign Sold for Over $1M at Auction