メルカリがビットコイン(BTC)に続き、イーサリアム(ETH)取引の提供を開始した。
メルカリ子会社で、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行うメルコインは5月21日より、新たにイーサリアム(ETH)の取り扱いを開始すると発表した。
メルコインは2023年3月にビットコイン取引サービスを開始。2023年10月には利用者数が100万人を、2024年4月には200万人を突破した。また2024年2月にはメルカリでの商品購入時にビットコインが決済に使える機能を提供開始。約1カ月で決済回数は10万回を突破した。
新たにスタートしたイーサリアム取引もこれまでのビットコイン取引と同様に、金融機関からチャージした残高や、メルカリで得た売上金・ポイントを活用して1円から購入が可能。少額から安心してイーサリアム取引を始めることができるという。
メルカリは「特徴が異なる新たな暗号資産が加わり、自分の好みに合った組み合わせで暗号資産を購入できるようになります」とリリースで述べている。また「将来的には、イーサリアムの特徴であるスマートコントラクト等の技術を活用したデジタルアセットを新たな価値として循環させることで、メルコインがミッションとして掲げる「多様な価値がめぐる新しい経済をつくる」の実現を目指していきます」と記している。
近い将来、メルカリのエコシステム内で、ユーザー同士がP2Pで取引するDeFi(分散型金融)的なサービスが登場するかもしれない。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:リリースより