ぺぺコインが時価総額トップ20に浮上／イーサリアム現物ETFの取引所の申請をSEC承認【Weekly Review：5/18〜5/24】

今週の注目！

今週はイーサリアムが注目を集めた。SECがイーサリアム現物ETFに関して、取引ルールの変更を求める申請「19b-4」を承認。取引開始には「S−1」の承認が必要で、まだしばらく先と見られているが大きな前進であることは間違いない。

また日本では、メルカリがイーサリアム取引の提供を開始した。

イーサリアム現物ETF、SECが取引所の上場申請を承認

メルカリ、イーサリアム取引を提供開始

ビットコイン

ETF、半減期と話題が豊富なビットコインだったが、今回は値動き以外は目立った動きがなかった。

モルガン・スタンレー、顧客のためのビットコインETF保有を公表

ビットコインマイニング・コスト、非効率なマイナーの撤退で4万5000ドルに低下： JPモルガン

ビットコインとイーサリアム、ETFの上場承認後に下落──典型的な「ニュースで売る」に

イーサリアム

一方、イーサリアムはETFへの期待を見越した動きや、ETFをめぐる動きなど、ひさびさにニュースが多い週となった。

イーサリアム、今後数カ月以内にサプライズ的に上昇する可能性：コインベース

イーサリアム先物の建玉が過去最高の140億ドルに──投資家のETFへの期待が高まる

イーサリアム・エコシステムのトークンが急騰──MOGやPEPEといったミームコインも

イーサリアム上昇で取引所に3億ドル以上の流入：ナンセン

6月末までにイーサリアム5000ドル超の確率は20％──オプションデータが示唆

ブラックロック、グレイスケール、ビットワイズもステーキングを削除──イーサリアムETF申請書類を修正

イーサリアムの上昇モメンタムは2021年5月以来の強さ──複数のテクニカル指標が示唆

イーサリアムETF承認で、60％上昇の可能性も

市場動向

ぺぺコインはボンク（BONK）やドッグウィフハット（WIF）などが発行された2023年生まれのミームコインで最大になった。

柴犬コイン、シバスワップ稼働で希少性向上

ソラナ、月末までに200ドルに達する可能性：ヘッジファンド創設者

AIトークン、エヌビディア決算に先駆けて上昇

ぺぺコイン、時価総額トップ20以内に急浮上──初期購入者の460ドルが340万ドルに

業界動向

国内6例目のIEOとなる「ブリリアンクリプトトークン」。コインチェックにとっては、3件目となる。

上場企業子会社初のIEO、「ブリリアンクリプトトークン」約15億円調達へ

ナスダック、暗号資産プロジェクト停滞中にスタッフが離脱：情報筋

トヨタ自動車、安全運転ドライバーにNFT証明書──サブスク子会社のKINTOが実証実験

米下院、暗号資産規制に向けた「FIT21法案」を可決──党派を超え、多くの民主党員が支持

One More Thing

2010年、飼い主がブログに「かぼす」の写真を掲載したことから、この世界一有名とも言えるミームは生まれた。

さようなら、かぼす──ドージコインなどミームコインのきっかけになった柴犬

｜文：増田隆幸
｜トップ画像：Shutterstock