ゲームで稼いだトークンやNFT、不動産やインフラを裏付けにしたセキュリティ・トークン(ST)、暗号資産……。多種多様な価値がブロックチェーン上を行き交い、ステーブルコインで決済される世の中が日本でも眼の前に迫っている。このドラスティックな変化の根底にあるのが「Tokenization」(トークナイゼーション、トークン化)だ。
法定通貨をトークン化したステーブルコインは、海外では高い収益をあげるビッグビジネスとなり、グローバル金融機関は国債などの金融資産のトークン化を推進している。円安が進み、経済大国からの転落さえ危ぶまれている日本だが、インバウンドが殺到している現実は、日本に「貴重な価値」があることを示している。トークン化はその価値を最大化し、日本経済を復活させる大きな鍵になるかもしれない。
今、最注目のテーマについて、トークナイゼーション・プラットフォーム大手のFireblocksが最新トレンドと活用事例などを紹介。さらに先んじて取り組んでいる第一人者たちがリアルな最前線を語る。トークン化ビジネスのヒントを見つけてほしい。
トークンが世界を動かす2030年──エンタメ、ゲーム、金融をつなぐノウハウを先取り[powered by Fireblocks]
【開催概要】
・日時:2024年6月19日(水)18:00-19:30
・形式:オンライン(Zoom)開催
・参加費:無料(peatixで登録)
【タイムテーブル】
・18:00-18:10:キーノート
・18:10‐19:30:パネルディスカッション
【スピーカー】
キーノート
近藤 龍徳 氏|Fireblocks / Director of Sales APAC
パネルディスカッション
齊藤 達哉 氏 | Progmat, Inc. 代表取締役 Founder and CEO
加嵜 長門 氏 | 株式会社DM2C Studio 代表取締役(CEO)
長瀨 威志 氏 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 パートナー弁護士
(モデレーター)
comugi 氏 | リサーチャー
【参加対象】
・Web3ビジネス参入を検討している企業の担当者
・Web3ビジネスを支えるバックエンドについて情報収集されている方
・Web3ビジネスのテクニカル・パートナーを探しておられる方
・その他、Web3ビジネス、ブロックチェーン全般のリサーチを行っている方
【注目ポイント】
・エンタメ、ゲーム、金融など、Web3ビジネスの最新トレンドをアップデートできる!
・日本のさまざまなキープレイヤーの取り組み、視点、課題を知ることができる!
・Web3ビジネスを支える具体的なテクノロジーを知ることができる!
・スポンサー: Fireblocks
・主催:N.Avenue株式会社/メディアパートナー:CoinDesk JAPAN
スピーカープロフィール
近藤 龍徳 氏|Fireblocks / Director of Sales APAC
日本大学卒、2015年より、Adyen (Euro Next), Checkoutの国際決済会社2社にて、アジア域内の幅広い領域のマーチャントに対して決済プラットホームの営業業務に従事。暗号資産取引所、ライドシェア、航空会社、ゲームコンソール、ファストファッション、保険会社等。2022年より、Fireblocks 入社。マルチチェーンウォレット基盤の営業業務に従事。
齊藤 達哉 氏 | Progmat, Inc. 代表取締役 Founder and CEO
2010年、三菱UFJ信託銀行に入社。法人営業、業務企画、IT企画を経て、2016年にFinTech推進室設立、1人目の専任担当として三菱UFJ信託銀行のデジタル戦略を企画・推進。“シリアルイントレプレナー(連続社内起業家)”として、情報銀行基盤「Dprime」、デジタル証券基盤「Progmat」、ステーブルコイン基盤「Progmat Coin」、機能型NFT基盤「Progmat UT」、数多くの組織が入会する「デジタルアセット共創コンソーシアム」等を立ち上げる。 2022年、複数の金融機関や取引所、ソフトウェア企業の出資による、デジタルアセット基盤事業の独立会社化を発表し、2023年10月創業より代表就任。特許登録8件。
加嵜 長門 氏 | 株式会社DM2C Studio 代表取締役(CEO)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科修士課程修了後、2014年にDMM.comに入社。ビッグデータ活用基盤の構築に携わり、分散処理技術やブロックチェーン技術の研究開発、事業提案などを担当。2022年からweb3事業の技術責任者を務め、2023年からweb3事業の事業責任者を務める。共著に『試して学ぶスマートコントラクト開発』『ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書』『ビッグデータ分析・活用のためのSQLレシピ』(マイナビ出版)、『詳解Apache Spark』(技術評論社)。
長瀨 威志 氏 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業 パートナー弁護士
⾦融庁総務企画局企業開⽰課に出向した後、国内⼤⼿証券会社法務部に2年間出向。⾦融庁出向は主に開⽰規制に関する法令・ガイドラインの改正、スチュワードシップコードの策定等に携わり、証会社出向中は各種ファイナンス案件、Fintech案件、コーポレート案件へのアドバイスに従事。金融庁・証券会社への出向経験を活かし、規制当局の考え⽅を踏まえつつ、⾦融実務に即したアドバイスを提供。現在は暗号資産交換業・デジタル証券、NFT(Non-Fungible Token)、電子マネー決済等のFintech案件を中⼼に取り扱うとともに、国内外の⾦融機関に対するアドバイスを提供。
comugi 氏 | リサーチャー
シンガポール拠点のWeb3ファンドEmoote共同創業者。ビジネス書の編集者、グローバルWebメディア日本版の編集長を経て、現職。XやYouTubeなどを通じて、ビジネス×デジタルテクノロジーに関する最新情報を発信中。著書に『デジタルテクノロジー図鑑 「次の世界」をつくる』(SBクリエイティブ)。
|テキスト:N.Avenue
|編集:CoinDesk JAPAN