近年、市場が拡大しているセキュリティ・トークン(ST)。不動産や債券などの資産をブロックチェーン技術でデジタルトークン化した新しい金融商品だ。単一または特色ある複数の大型・優良不動産への小口投資が可能になったことなどから、個人投資家からも新しい投資の選択肢として大きな注目を集めている。CoinDesk JAPANは、野村證券の協力を得て、そのSTについて基礎から学べる動画シリーズ(全3回)を配信し、記事にまとめた。
記事1: セキュリティ・トークンは「暗号資産」や「NFT」と何が違う?」
ST市場は2021年度から急速に拡大し、2023年度末時点では前年度末比約5倍の1,200億円規模に成長した。STの基本的な仕組みを野村證券の坂本祥太氏が解説する。
記事2: 不動産セキュリティ・トークンの特徴とは?
いま市場に出ているSTの約9割は「不動産」を裏付け資産としている。不動産STは単一または特色ある複数の大型・優良物件に少額から投資できる新しい金融商品として、注目を集めている。第2回は不動産STとこれまでの主な不動産投資手法との違いなどを坂本氏が説明する。
記事3: ホテルなどの大型施設への投資が個人レベルで可能に! セキュリティ・トークンの実例を紹介
STには、具体的にどんな銘柄があるのか? 第3回は野村證券が実際に取り扱った銘柄や、購入した人たちの反応を坂本氏が紹介する。
これらの動画・記事は、急成長を続けている「セキュリティ・トークン」について、それぞれ15分程度でコンパクトに学べる内容になっている。情報収集に役立ててほしい。
|テキスト:渡邉一樹
|編集:CoinDesk JAPAN
|写真:N.Avenue