本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は2.2。前回、レンジ上抜け、史上最高値に向け佳境に入り、テクニカルは好転したが、まだ勝負はついていないと申し上げたが、結局、上抜けに失敗。逆にダブルトップを形成しそうになっている。今度はこの狭いレンジの下抜けが濃厚になってきたが、こちらもまだ勝負はついていない。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析
3月から続くレンジを5月21日に一旦上抜けたが、レンジ上抜けはダマしに終わり、前回6月6日には再度トライするも抜けきれず、逆に以前のレジスタンスで5月23日にサポートされた1040万円をトライしている。
これを下抜けるとダブルトップになる重要ポイントに差し掛かっている。結局、レンジ上抜けするか、レンジ内でもう一往復するのか、まだ勝負はついていない。
評点:3
移動平均線
デッドクロス発生。
評点:1
一目均衡表
遅行線がローソク足に差し掛かり3役好転は解消。
評点:3
ボリンジャーバンド
スクィーズしたが、下向きのバンドウォークが始まりそうにも見える。
評点:2
MACD
ゴールデンクロスはダマしでデッドクロス発生。
評点:1
RSI
50近辺で方向感なし。
評点:3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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