- メタプラネットは、既存の約15億円のビットコインへの投資にさらに約10億円を追加し、その保有量を増やす計画だ。
- 購入資金は6月26日に予定されている債券発行から調達される。この発表を受けて、株価は12%上昇した。
日本の投資会社メタプラネットは、6月24日の声明によると、ビットコイン(BTC)の保有量をさらに約10億円相当分増やす予定だ。同社はすでに約15億円相当分のビットコインを保有している。
「メタプラネットは、本日開催の取締役会において、10億円相当のビットコインを購入することを決議した。 当社は、ビットコインを長期保有することを基本方針としているが、運用その他の目的で使用した場合は、対応するビットコイン残高を貸借対照表上の流動資産として計上する」
*Metaplanet issues ¥1 billion in 0.5% bonds; proceeds to fund additional purchases of $BTC* pic.twitter.com/qKZQKHZ6MS
— Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) June 24, 2024
購入資金は、6月26日に予定されている社債発行で調達される。社債の年利は0.5%で、2025年6月25日に満期を迎える。Yahoo! Financeのデータによると、この発表を受けて同社の株価は最大12%上昇した。
メタプラネットは4月から、円へのエクスポージャーを軽減し、日本の投資家に税制優遇措置のある暗号資産(仮想通貨)へのアクセスを提供するために、ビットコインの購入を開始した。5月にはBTCを正式に準備資産として採用し、6月にはさらに約2億6000万円相当を購入した。
Bitcointreasuriesのデータによると、メタプラネットは24日の時点で141BTCを保有しており、現在、日本で最大のビットコイン保有企業となっている。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Shutterstock
|原文:Japan’s Metaplanet Wants to Buy Another $6M Bitcoin