- アスター(ASTR)の総供給量の5%がガバナンス投票後にバーン(焼却)される。
- トークンのバーンは、しばしば強気材料と捉えられる。
- ASTRは過去24時間で7%超上昇した。
日本発のブロックチェーンプロジェクトとして知られるAstar Network(アスターネットワーク)は、ガバナンス投票後に、総供給量の5%にあたる3億5000万ASTRをバーンする予定だ。
バーン対象のトークンは当初、ポルカドット(Polkadot)のパラチェーンに接続するためのオークション用に割り当てられていたが、現在は不要になっている。
トークンバーンは通常、強気材料と見なされる。例えば、人気ミームコインのフロキ(Floki)は、この1年に数回バーンを行い、そのうちの1回では70%上昇した。
アスター(ASTR)は当記事執筆時点、24時間で7%超上昇、0.27%上昇のCoinDesk 20 Index(CD20)を上回った。また、CoinMarketCapによると、2日の取引高は5000万ドルを超え、前日から84%増加した。
Astar Networkは3月、ポリゴン(Polygon)と提携し、ポリゴンが開発したレイヤー1ブロックチェーン「アグレイヤー(AggLayer)」との統合に合意。「Astar zkEVM Powered by Polygon」は、ゼロ知識証明を使用してさまざまなブロックチェーンを接続し、統一された流動性を提供することを目指している。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:Jp Valery/Unsplash
|原文:Astar Network to Burn 350M ASTR, 5% of Total Supply