インドの暗号資産取引所CoinDCXがドバイの同業者ビットオアシスを買収
  • CoinDCXはインドで最も有名な暗号資産取引所のひとつで、1500万人以上のユーザーを誇る。
  • ドバイに拠点を置く暗号資産取引所のビットオアシスは最近、バーレーンで証券仲介業者として活動するためのライセンスを取得した。

インドの暗号資産(仮想通貨)取引所CoinDCX が、ドバイの取引所ビットオアシス(BitOasis)を買収し(金額は非公開)、中東および北アフリカ地域(MENA)への初の進出を果たした。

7月3日の電子メールでの発表によると、この買収で、ビットオアシスがMENAでの事業拡大を目指す計画をCoinDCXが後押しすることになるという。

また、これはビットオアシスがバーレーンでブローカー・ディーラーとして営業するライセンスを取得したことに続くものだ。ドバイに拠点を置く同社はアラブ首長国連邦(UAE)でもライセンスを取得している。

CoinDCXはインドで最も著名な暗号資産取引所で、1500万人以上のユーザーと、四半期ごとのスポット取引高8億4000万ドル(約1344億円、1ドル=160円換算)以上を誇る。

CoinDCXは、CoinDeskからの追加コメントの要請に答えていない。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:CoinDCXの共同創設者、ニーラージ・カンデルワル氏とスミット・グプタ氏(CoinDCX)
|原文:Indian Crypto Exchange CoinDCX Acquires BitOasis