SBIホールディングスがアメリカの運用会社大手フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)と提携し、年内にも主に暗号資産(仮想通貨)を取り扱う運用会社を設立すると日本経済新聞が報じた。
アメリカではビットコイン(BTC)などの暗号資産を運用対象に組み込んだETF(上場投資信託)が上場されており、日本での規制緩和を見据えて準備を進めると見られる。新会社の出資比率はSBIが51%、フランクリン・テンプルトンが49%を予定。
日本ではまだ暗号資産のETFの販売が認められていないが、新会社は金融庁の承認後にいち早く商品を投入できるよう体制を整えると見られる。
7月23日にはアメリカの証券取引所で、イーサリアム現物ETFの取引が始まった。
|文・編集:井上俊彦
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