グルメアプリや食のデータを記録するブロックチェーンを手がけ、7月に「IVS Crypto THE DEMODAY -web3 LAUNCHPAD-」で優勝したSARAHは8月7日、Worldcoinの「World ID」認証との連携を発表した。新しいアカウントの作成時に、World IDを連携方法として選択できるようになった。
リリースによると、SARAHは現在、月間200万人以上のユーザーに利用されている。すでに160カ国以上で1000万人以上が作成しているWorld IDとの連携によって新しいオーディエンスにリーチし、認知度を向上させることが目的だ。
グルメアプリでは昨今、複数アカウントによる投稿やなりすまし投稿が課題となっており、プラットフォームの価値を低下させている。World IDとの連携によって、より厳密なユーザー認証が可能になることは、こうした課題に対する解決策になるとしている。
代表取締役 CEOの酒井勇也氏はリリースで「World IDとの連携により、ユーザー認証の信頼性と透明性を一層向上させ、信頼できるサービスを目指します」と述べている。
|文:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:リリースより