Crypto.com、 UEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサーに
  • 金銭的条件も契約期間も明らかにされてはいない。
  • Crypto.comは、2021年から2022年にかけてスポーツのスポンサー契約で最も積極的な暗号資産関連企業の1つだった。
  • 同社が2022年に契約を破棄したチャンピオンズリーグの5年間のスポンサー料金は4億9500万ドルだったと言われている。

暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.comは、ヨーロッパ最高峰のサッカー大会であるUEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサーになった。

Crypto.comの発表によると、このスポンサーシップは8月14日にワルシャワで開催されるUEFAスーパーカップのレアル・マドリード対アタランタ戦で正式に発表される。

金銭的な条件や契約年数は明らかにされていない。Crypto.comが2022年に契約を破棄したチャンピオンズリーグの5年間のスポンサー料金は4億9500万ドル(約718億円、1ドル=145円換算)だったと報じられている。シンガポールを拠点とするこの取引所は、イギリス、フランス、イタリアでの取引ライセンスをめぐる法的問題のため、契約を破棄した。

Crypto.comは、NBAのロサンゼルス・レイカーズとNHLのロサンゼルス・キングスの本拠地の命名権など、2021年から22年にかけてスポーツのスポンサー契約を最も積極的に行った暗号資産関連企業の1つだった。

その後の弱気相場でこうした取引はやや減少したが、現在は再び活発に行われているようだ。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Crypto.com
|原文:Crypto.com Secures Multiyear Sponsorship Deal With UEFA Champions League