カルビーは9月11日、博報堂キースリーとともに、3つのWeb3ゲームとのコラボレーションを発表した。各ゲーム内で「じゃがりこ」「かっぱえびせん」のコラボレーションアイテム(NFT)を販売する。リリースによると、Web3ゲーム内でコラボレーションアイテム(NFT)を販売するのは国内食品メーカーとしては初めての試みだという。
コラボレーションするWeb3ゲームは、「CryptoSpells」「JobTribes」「HEAL-Ⅲ」の3タイトル。各ゲームで9月11日より順次、カルビーの商品をモチーフにしたコラボレーションアイテムが販売される。
博報堂キースリーの担当者は、「カルビー社のIPを活用したアイテムが媒介となって、CryptoSpellsで『じゃがりこ』のアイテムを持っているユーザーに対して、HEAL-Ⅲの『じゃがりこ』のアイテムを配布したり、ゲーム間の連携やコラボレーションに取り組んでいきたいと考えています。Web3ゲーム同士をつなげる役割を果たしていけたら」とWeb3技術の相互運用性(インターオペラビリティ)に着目する。
カルビーは2020年から自社アプリ「カルビー ルビープログラム」を通じてデジタル技術を活用した顧客コミュニケーションを進めてきた。2022年7月には「Astar Farm」でNFTを配布、2023年4月には購買に連動して成長する「ポテトNFT」を展開した。
本企画に関連し、「WEB3 GAME FES」キャンペーンが実施される。このキャンペーンでは、参加する3社のゲーム会社が連携し、相互のゲーム間でコラボレーションを行う。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから