- フロキとDWFラボが支援するミームコインローンチパッドのグラファンは、ローンチ後の最初の24時間で、分散型取引所パンケーキスワップにおいて2億5000万ドルを超える取引高を記録した。
- グラファンのプロジェクトの一つ、ベイビーBNBは、ローンチ直後に時価総額のピークが1億3200万ドルに達し、MEXCやゲートなどの取引所に上場された。
- グラファンは、暗号資産ローンチの際の詐欺や価格操作を減らすために「フェア・カーブ」モデルを導入した。
プラットフォームを支援するフロキ(Floki)の開発者の一人によると、新しいグラファン(GraFun)のローンチパッド・取引プラットフォームで導入された複数のミームコインが、プラットフォームのローンチ後最初の24時間で分散型取引所(DEX)のパンケーキスワップ(PancakeSwap)への自動デプロイによって2億5000万ドル(約350億円、1ドル140円換算)を超える取引高を記録した。
27日金曜日にBNBチェーンでリリースされたグラファンは、初日に5800以上のトークンが作成され、BNBチェーンで約10万ドル(約1400万円)の手数料を生み出した。グラファン発のプロジェクトの1つであるベイビーBNB(BabyBNB)は、発行の1日後に時価総額のピークが1億3200万ドル(約184億8000万円)達し、最終的に中央集権型取引所のMEXCとゲート(Gate)に上場された。
開発者Bはメッセージで、「フロキはグラファンを積極的に支援している。革新的なミームコインのローンチメカニズムにより、BNBチェーン上のミームコインエコシステムが根本から変わる可能性があると考えているからだ」と述べている。
グラファンは独自に「フェア・カーブ(Fair Curve)」モデルを提供している。開発者によると、ラグプル(資金の持ち逃げ)のリスクを最小限に抑え、価格操作を減らし、より公平な暗号資産発行を確実にすることで、結果として損失を被るユーザーが少なくなるとのことだ。フロキはグラファンの40%以上を所有しており、他の支援者にはDWFラボ(DWF Labs)が含まれる。
開発者Bは、「フロキは常に、個人は他の何よりもミームにつながりやすいため、ミームコインが真の暗号資産革命をけん引すると強く信じてきた。最近、他の暗号資産のユースケースよりもミームコインがより主流になっているのを目にしている」と述べた。
Bはまた、「BNBチェーンは高速で安価、そしてスケーラブルであるため、ミームコイン活動のハブになるのに適しているとも考えている」と述べた。
CoinDeskがグラファンのローンチとフロキエコシステムの支援について最初に報じた後の1時間で、フロキ(FLOKI)は6%上昇した。CoinGeckoのデータによると、過去24時間では1.6%下落している。
|翻訳・編集:林理南
|画像:GraFun
|原文:Memecoin Launchpad GraFun Crosses $250M in Volume on BNB Chain Release