新潟県の燕・三条地域で10月3日から6日にかけて開催される「工場の祭典2024」が、NFTプロジェクトとのコラボレーションを通じて、デジタル技術を活用した新たな取り組みを展開する。
この祭典は、109の工場が一斉に公開されるオープンファクトリーイベントで、12年目を迎える今年のテーマは「ものづくりで繋げ」だ。イベントの特徴は、地域の企業をキャラクター化したNFTカードゲームプロジェクト「匠の守護者」とのコラボレーション企画にある。
この「聖地巡礼」企画では、燕三条の名所や施設、工場に設置されたQRコードを読み込むことで、限定のデジタルデータを収集できる。収集したデータは、NFTのカスタマイズに使用できる。
常設の巡礼スポット3カ所(三条鍛冶道場、万葉の富士、八木神社)に加え、イベント期間中は期間限定スポット( 燕三条駅、燕三条地場産業振興センター、いづみ商会)も設置される。
|文:栃山直樹
|画像:「工場の祭典」のウェブサイト(キャプチャ)