※当サイト内のリンクから各暗号資産交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
ブラッドクリスタル/Blood Crystal(BC)とは、ブロックチェーンゲームの『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用される仮想通貨(暗号資産)だ。ゲーム内アイテムの購入や、システムにおいてゲームを有利に進めるために使用できる。
本記事では、ブラッドクリスタル(BC)の特徴・価格推移・将来性・買い方について解説する。
<記事のポイント>
- 「Wizardry」シリーズの大型IPを使用したブロックチェーンゲーム
- Polygon chainで開発されており冒険者NFTの購入にはPOLが必要
- 今後はコンテンツ展開を含め、多角的に収益基盤の構築が注目される
- 国内でブラッドクリスタル(BC)を購入できるのはCoincheck
ブラッドクリスタル/Blood Crystal(BC)とは?
発行枚数 | 1,000,000,000 BC |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Stake |
チェーン | Polygon chain |
開始日 | 2024年3月 |
中央機関 | BOBG PTE. LTD |
開発元 | 株式会社ドリコム、チューリンガム株式会社 |
オフィシャルサイトURL | https://wiz-eternalcrypt.com/ |
ホワイトペーパー | こちら |
ライトペーパー | https://wiz-eternalcrypt.gitbook.io/jp |
公式X(Twitter)URL | https://x.com/WizardryBC |
ブラッドクリスタル/Blood Crystal(BC)は、Polygon chainで2024年3月から発行を開始したERC20規格の仮想通貨。ブラッドクリスタルが使用できる『Eternal Crypt – Wizardry BC –』(エクウィズ)は、同年の3月にリリースを開始し、ブラウザ、iOS、Androidで無料でプレイ可能。国内仮想通貨取引所では2024年10月16日からCoincheckで取り扱いが開始された。
ブラッドクリスタル(BC)の特徴
ブラッドクリスタル(BC)の特徴は以下の通り。
- 『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用できる仮想通貨
- Polygonのチェーン上で発行されている
- より多角的に収益を上げられる経済圏の確立を目指す
『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用できる仮想通貨
ブラッドクリスタル(BC)は、ブロックチェーンゲームの『Eternal Crypt – Wizardry BC -』で使用できる。『Eternal Crypt – Wizardry BC 』とは、1981年にアメリカで誕生した「Wizardry」シリーズのIPを使用する株式会社ドリコムとチューリンガム株式会社が共同開発したWeb3プロジェクト。
WizardryはRPGの始祖と呼ばれる40年以上の歴史を持つゲームであり、世界中から愛されているシリーズだ。ダドエルの穴と呼ばれるダンジョンの探索をメインとする内容であり、クリッカー系と戦略系をかけ合わせたゲームシステムを採用。PCではマウスクリック、スマホでは画面タップのみで進められるため、高度な操作を必要としないことからプレイの敷居が低い。
さらにF2P(Free To Play)のゲームであることから、必ずしも仮想通貨を必要としないため、ブロックチェーンに対する理解がなくてもプレイ可能だ。
ブラッドクリスタルは、『Eternal Crypt – Wizardry BC 』においてアイテムの購入、NFTの熟練度アップ、冒険者NFT紹介などで使用され、ゲームをプレイすることで無料で遊んでいる場合でもクエストの達成などでブラッドクリスタルを獲得できる。
操作性はクリッカー系であるため簡単であるが、戦略が重要であるため、様々な特性を持つNFTを編成してダンジョンを攻略することが重要になる。効率を求める場合や高難易度に挑戦する際は、ブラッドクリスタルを用いることでゲームを有利に進めることが可能だ。
Polygonのチェーン上で発行されている
ブラッドクリスタル(BC)は、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションであるポリゴン(POL)のチェーン上で発行されている。そのため、Polygon chainで開発される『Eternal Crypt – Wizardry BC 』では、冒険者NFTをNFTマーケットプレイスで購入する場合に、BCではなくPOLを利用する必要があることを理解しておきたい。
『Eternal Crypt – Wizardry BC』を本格的にプレイしたい場合は、ブラッドクリスタル(BC)だけではなくポリゴン(POL)の入手手段の確保が必要だが、どちらもCoincheckで購入できる。
より多角的に収益を上げられる経済圏の確立を目指す
ブロックチェーンゲームをプレイするユーザーの経済的なメリットは、獲得したトークンの価格上昇、ゲーム内NFTの売買による収益である。しかし、この形式ではユーザーへの還元が限定的になりやすいため、より多角的に収益を上げられる仕組みが求められている。
『Eternal Crypt – Wizardry BC 』では、F2P(Free To Play)で遊ぶ利用者からの広告収益の獲得、メディアミックスや大型IPのコラボを含めて多角的に収益を上げられる構造にすることで、強固な収益基盤を形成し、プレーヤーに還元しやすい仕組みを計画している。
ブラッドクリスタル(BC)の価格推移
ブラッドクリスタル(BC)は、上場後に2024年3月に$0.02783(3.70円)を記録した後に下落し、価格は安定した。上場時は需要が高まりやすく、その後は調整されるため価格は下落しやすいが、需要が落ち着いてくると仮想通貨の価値を見きわめる局面になる。期待されない仮想通貨であればそのまま下落を続ける場合もあるが、2024年10月にCoincheckに上場したタイミングでも価格が上昇しており注目度は依然として高い。
ブラッドクリスタル(BC)の今後の将来性
ブラッドクリスタル(BC)の今後の将来性を見きわめるポイントを紹介する。
- コンテンツ展開によるゲームの普及
- 人気IPとのコラボ
- 仮想通貨取引所への上場
コンテンツ展開によるゲームの普及
ブロックチェーンゲームのトークンは共通して、ゲームの普及によりプレイヤー数を確保できるかが将来性において重要になる。『Eternal Crypt – Wizardry BC』は世界中で人気を集めた歴史ある大型IPの「Wizardry」を使用しており、これほどの大型IPを使用したブロックチェーンゲームはこれまでに存在していないことから集客において優位性がある。
ただし、ブロックチェーンゲームに限らずゲーム市場は競争率が高く、大型IPを使用したとしても中身が伴っていなければ集客や普及ができてもその後にユーザーは離れやすい。アップデートを積極的に行い、IPを所有するドリコムが「Wizardry」シリーズを多角的に展開することで、F2Pのユーザーを含めてプレイヤーが継続してゲームをプレイできる環境を作れるかが注目される。
人気IPとのコラボ
『Eternal Crypt – Wizardry BC』は2024年4月に人気テレビアニメの『ゴブリンスレイヤーⅡ』とコラボしている。期間限定で入手できるNFTとして『ゴブリンスレイヤー』のキャラクター5種類が登場し、コラボイベントダンジョンを開催した。今後も人気IPとコラボすることで、より広くユーザーを獲得できる可能性がある。
仮想通貨取引所への上場
ブラッドクリスタル(BC)は、国内ではCoincheckで初めて上場したが、今後も国内・海外を問わず仮想通貨取引所に上場する可能性がある。ドリコムの決算説明会でも仮想通貨取引所への上場に意欲を示しており、取引の選択肢が増えることで流動性が高まればBCの価値に良い影響を及ぼしやすい。
ブラッドクリスタル(BC)を取り扱う仮想通貨取引所
ブラッドクリスタル(BC)は、国内ではCoincheckのみが取り扱っている。海外取引所でも購入可能であるが、CoinDesk Japanでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。
Coincheck(コインチェック)
2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営する。2018年に大規模なハッキング事件が起きたが、その後、東証プライム市場上場企業であるマネックスグループの傘下で経営再建を図った。
つみたてや貸暗号資産などの長期投資向けのサービス、NFTの売買ができるマーケットプレイス、ガス・電気料金をビットコインで支払うユニークなサービスもあり、幅広いサービスが充実している。
また、取引ツールとなるスマホアプリが使いやすく、仮想通貨を初めて取引したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 31種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | アプリ「Coincheck Bitcoin Wallet」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Coincheck(コインチェック)のメリット
- 取扱通貨の種類が多い
- 仮想通貨に関連する幅広いサービスを提供している
- サポート体制が充実している
Coincheck(コインチェック)のデメリット
- 販売所で売買する場合はスプレッドが高くなることがある
- レバレッジ取引のサービスを終了している
Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
-
お得なキャンペーンも比較的多く実施されていますし、より効果的な運用に役立つ実際的なアドバイスもありサポート体制がしっかり整っている点も評価できます。
★★★★★5点(40代・男性) -
コインチェックは以前ハッキングにあいましたが現在はセキュリティーもしっかりしてますし、知名度も仮想通貨会社では、国内No.1だと思います。
★★★★★5点(40代・男性) -
アプリが非常にシンプルな作りになっているため、売買や入出金がお手軽にできます。煩雑な手続きはいらずワンクリックで購入可能であり、チャートも見やすいのでとても使い勝手が良いです。
★★★★★4点(30代・女性)
\国内アプリダウンロード数No.1!※/
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
ブラッドクリスタル(BC)の買い方
ブラッドクリスタル(BC)は購入するには、Coincheckの口座開設が必要だ。口座開設は以下の手順で完了する。
- 公式サイトでメールアドレスを登録しアカウントを作成
- 各種重要事項を確認して口座開設の手続きを進める
- 本人確認書類を提出して本人確認を行う
Coincheckの口座開設には、メールアドレス、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)が必要。BCを購入する際には入出金用の銀行口座を用意する必要がある。
日本円を入金した後に、販売所形式ではなく必ず取引所形式を利用して仮想通貨を購入しよう。仮想通貨取引所には販売所形式と取引所形式があるが、販売所ではブラッドクリスタルが取り扱われていないからだ。
詳しい口座開設の手順などを知りたい場合は、以下の記事も参考にして欲しい。
最後に
ブラッドクリスタル(BC)は、『Eternal Crypt – Wizardry BC』で利用可能だ。大型IPのブロックチェーンゲームであることから期待されており、F2P(Free To Play)で多角的に収益を上げる構造を形成しようとしている。このブロックチェーンゲームを遊びたい人や、通貨の将来性を期待する場合は、国内の仮想通貨取引所を利用してBCを購入しよう。