ドジャーズ山本由伸投手、ビットバンク初のTVCMに登場──ポストシーズンの大活躍を予想していた?

MLBワールドシリーズ(WS)第2戦でニューヨーク・ヤンキースを相手に、7回途中1失点で勝利投手となったロサンゼルス・ドジャーズの山本由伸投手が、暗号資産取引所ビットバンク初のTVCMに登場する。

ドジャーズの本拠地2勝からニューヨークに舞台を移して10月29日に行われる第3戦以降、中継番組内で全国放送の予定。最終第7戦までもつれれば、11月3日まで放映される。なお、関東では第1戦からの関連番組内で先行放映された。

山本投手を起用したビットバンク初のTVCM『Everybody bitbank』は全3篇。まずは『登場』篇が放映され、『セキュリティ』篇、『手数料』篇を含めた全3篇が、11月18日から全国放映されるという。山本投手にとっても、単独出演としては初の全国放送のTVCMになる。

TVCMにあたっては、暗号資産取引所のサービスを認知してもらえるよう、暗号資産を通じて「新しい世界が広がる喜び」を直感的に感じ取ることができるクリエイティブを目指したという。

リリースには「数々の試練を乗り越え続けてきた山本由伸投手の、全力の『驚き』と『喜び』の表情にご注目ください」と記されている。

ポストシーズンで大活躍

山本由伸投手は、2016年ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団。2019年に最優秀防御率を獲得を皮切りに、2021〜2023年には史上初となる3年連続の投手4冠を獲得した。

2024年、MLB投手歴代最高総額でドジャーズと契約。韓国でのデビュー戦はKO、6月中旬には怪我で離脱するなど、1年目は苦しいシーズンとなったが、パドレスと戦った地区シリーズでは第1戦と、2勝2敗で迎えた第5戦に先発。第5戦では、ダルビッシュ有投手との投げ合いを制し、地区シリーズ突破に貢献した。

メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは第4戦に先発。5回途中8奪三振2失点と好投し、ワールドシリーズ進出に大手をかけた。

日本時間27日に行われたワールドシリーズ第2戦では、松坂大輔(2007年)、ダルビッシュ有(2017年)に継いで日本人3人目となるワールドシリーズ先発投手を務め、ドジャーズを2連勝に導いた。

CM撮影はシーズン開幕前

CMの撮影は、シーズン開幕前の2024年春、米アリゾナ州フェニックスで行われた。ポストシーズンでの大活躍は、CMに起用したビットバンクにとって予想以上の成果と言えるだろう。

撮影後のインタビューをリリースから、いくつか抜粋する。

Q.今回、単独では初の全国放送CMですが、撮影を終えた感想を教えてください。

撮影自体もすごく楽しくて、いい意味でとてもリラックスしながら、撮影できたかなと思います。

Q.メジャーリーガー山本由伸にたいして新たにどんな印象をもってもらいたいですか?

日本でプレーしている時と変わらず、自分の目標に向かって全力でプレーするので、そういった姿を皆さんに応援していただけたら嬉しく思います。

Q.これから新しい世界に飛び込む方へメッセージをお願いします。

やっぱり、僕自身もすごく何事もやった後はやってよかったと思うことばかりなので、思い切って一緒に頑張りましょう!

|文:CoinDesk JAPAN編集部
|写真:リリースより