日本のビットコイン(BTC)保有企業メタプラネットは11月5日、同社株式がコインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス(BLOCKインデックス)に採用されたと発表した。同社にとって世界的な株式指数への採用は初めてとなる。
BLOCKインデックスは、ブロックチェーンおよび暗号資産分野に関連する上場企業のパフォーマンスを追跡する指数で、MicroStrategy、Coinbase、SBIホールディングスなど、グローバルで45社が選定されている。メタプラネットの開始時における推定ウェイトは約2.5%となる。
同インデックスは、収益の重要性や潜在性、開発段階、事業競争力の位置付け、事業持続性という5つの要素に基づくブロックチェーンのスコアリング方法論を採用。これらの基準を用いた選択プロセスを経て、構成銘柄が決定されている。
メタプラネットは10月にビットコイン保有量が1000枚に達した。また、新たな経営指標「BTCイールド」を採用するなど、ビットコイントレジャリー企業としての取り組みを強化している。
なお、BLOCKインデックスはCoinSharesが管理しており、投資家はこのインデックスを通じて、ブロックチェーン技術の開発と実装を推進する企業群への分散投資が可能となる。
|文:栃山直樹
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