- FUELの最大供給量は100億枚で、そのうち10億枚が初期ユーザーにエアドロップされる。
- フューエルは、イーサリアムネットワークで最速かつ最も安価なロールアップだと主張しており、1秒あたりのトランザクション数(TPS)は最大600。
イーサリアムネットワーク上に構築されたレイヤー2ネットワークのフューエル(Fuel)は、ネイティブトークンのエアドロップ請求が12月19日に開始されると発表した。総供給量の10%が20万以上の適格ウォレットに分配される予定だ。
エアドロップの請求期間は1カ月間。エアドロップ分配の28%はフェーズ1の事前入金者に、20%はフューエルのブリッジ利用者に、12.5%は「NFT愛好家(NFT connoisseurs)」に割り当てられる。
フューエルは、イーサリアムネットワークで最速かつ最も安価なロールアップだと主張している。1トランザクションあたりのコストが約0.0002ドル(約0.03円、1ドル155円換算)で、1秒あたりのトランザクション(取引)数(TPS)最大600という処理速度を誇る。フューエルは並列化、状態最小化、相互運用性によってこれを実現している。L2BEATのデータで比較すると、預かり資産(Total Value Locked:TVL)で最大のレイヤー2であるアービトラム(Arbitrum)は過去24時間で平均27.6TPSを記録し、ベース(Base)の平均は約90TPSだった。
トークンの最大供給量は100億枚。ネットワークのユーザーはフューエルのフェーズ2で引き続き「ポイント」を獲得でき、これを最終的にFUELトークンに変換できる。
フューエルのブロックエクスプローラーでは、過去24時間で15万4000件のトランザクションが処理され、63の分散型アプリケーション(dapps)がアクティブであることが示されている。
|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Layer-2 Network Fuel to Airdrop 10% of New Token Supply to 200K Wallets