マトリックス法によるテクニカル分析(2025/1/10)もみ合い継続を示唆【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は3.0。昨年の上昇チャネルや3役好転などは解消、レンジの下限で切り返すかヘッドアンドショルダーを形成して下抜けか、どちらもあり得る展開。一目やボリンジャーはもみ合い継続を示唆。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析

年末の安値1390万円を割ると大きなヘッドアンドショルダーが完成指定しまい200万円以上の調整する可能性がある。一方で半値戻しの1530万円に戻せば、レンジの下限付近での底入れが鮮明となる。

評点:3

移動平均線

移動平均線

ゴールデンクロスだが25日移動平均線が下向きでそれほど強くは無さそう。

評点:4

一目均衡表

一目均衡表

3役好転は解消、ローソク足が雲の中に入り、一旦もみ合いを示唆。

評点:3

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

きれいにバンド内で推移中。スクィーズ継続で方向感なし。

評点:3

MACD

MACD

ここ数日の調整でダイバージェンス解消。ゴールデンクロスはダマしに終わり、微妙にデッドクロスした。

評点:2

RSI

RSI

方向感なし。

評点:3

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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