- コインベースのビットコイン/米ドルペアの1時間足チャートで、14本連続の陽線が出現した。
- 陽線が続いたのは1月9日午後9時(GMT)から1月10日午前10時まで。
10日の欧州時間中、多くのトレーダーがビットコイン(BTC)の価格動向を注視していた。やや混乱していたが、それには正当な理由があった。
暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)のビットコイン/米ドルペアのローソク足チャートを見ると、14本の緑色(陽線)の時間足が連続していることがわかる。これは14時間の間ビットコインが毎時間上昇したことを意味する。
この時間足の連続は、ビットコイン価格が9万1771ドル(約1422万円、1ドル155円換算)から9万5283ドルまで上昇する中で発生した。このトレンドは協定世界時(UTC)1月9日午後9時に始まり、1月10日午前10時まで続いた。
この異例の価格チャートは、X(旧Twitter)のトレーダーを困惑させた。
K33リサーチ(K33 Research)のシニアアナリスト、ヴェトル・ルンデ(Vetle Lunde)氏は、こうした現象が最後に起きたのはいつかについてのデータポイントをまとめた。今回は、確認できる限りでは2017年1月1日に陽線が11本連続で出現して以来で最長の記録だ。
しかし、最近に限っても二桁の1時間足の陽線連続が見られたのは今回が初めてではない。ビットコインのチャートは2023年1月14日(11本)、2024年2月26日(11本)、2024年11月12日(11本)にも同様のパターンを示している。
|翻訳・編集:林理南
|画像:TradingView
|原文:Bitcoin Registers 14 Green Hourly Candles, Longest Streak Since 2017