GMOコイン、イーサリアム(ETH)ステーキング参入

暗号資産(仮想通貨)取引所のGMOコインは1月14日、イーサリアム(ETH)のステーキングサービスを18日から開始すると発表した。

新サービスでは、GMOコインの口座でETHを保有するだけで、年利3.4%〜3.5%(手数料控除前)のステーキング報酬を得ることが可能となる。手数料控除後の実質年利は2.0%〜2.2%を見込んでいる。報酬は毎月10日〜17日に順次配布され、最初の報酬受け取りは2025年3月10日以降となる。

ステーキングとは、プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake)を採用している暗号資産についてブロックチェーンの安定稼働に貢献することで報酬を得るもの。GMOコインはユーザーから預かるETHの一部についてステーキングを実施し、得られた報酬の一部をユーザーに付与する。

国内暗号資産取引所では、ビットフライヤー(bitFlyer)やコインチェック(Coincheck)もイーサリアム・ステーキングサービスの提供を開始すると発表している。各社ともロックアップ期間を設けないなど独自の特徴を打ち出しており、イーサリアムのステーキング需要を巡る競争が本格化している。

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|文:栃山直樹
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