- イタリア最大の銀行であるインテーザ・サンパオロが、100万ドル(約1億5800万円、1ドル=158円換算)相当の11ビットコイン(BTC)を購入した。
- インテーザは2023年、デジタル資産専用のトレーディングデスクを設置した。
ビットコインが、伝統的な金融システムにさらに定着しつつある。ロイターの報道によると、資産規模でイタリア最大の銀行、インテーザ・サンパオロが11BTCを100万ドル以上で購入したという。
ロイターは、「本日2025年1月13日現在、インテーザ・サンパオロは11ビットコインを所有している」という内部メッセージを確認した。
インテーザ・サンパオロの時価総額は現在約730億ドルで、最も価値のある企業トップ250社のうち247社に入る。今日の株価は2%強と、小幅に値上がりしている。
ロイターによると、インテーザ・サンパオロはここ数年間、独自のトレーディングデスクを設置しており、他の暗号資産(仮想通貨)のスポット取引も行っている。
ビットコインは1月13日、5%以上急落し、約8万9400ドルの安値をつけた後、14日には2%上昇し、9万6500ドル以上で取引されている。
|翻訳・編集:山口晶子
|画像:MikeDotta / Shutterstock.com
|原文:One of Italy’s Largest Banks Buys $1M Worth of Bitcoin: Report