本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は4.0。前回は「もみ合い継続」と申し上げたが、今回はダブルボトムを形成、3役好転再点灯とレンジブレークを示唆するサインが見られ始めた。ボリンジャーもこれまで2度バンドの上限に跳ね返されたが、3度目の正直でバンドウォークが始まる兆候とも見れなくはない。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
パターン分析
年末の安値1390万円を割ると大きなヘッドアンドショルダーが完成してしまうところを回避、逆に1450万円でダブルボトムを形成した。
12月16日の1635万円からほぼ水平に近い緩やかな下降チャネルを形成、目先はチャネルの上限と1月7日の高値1615万円辺りが上値の目途となり、ダブルボトムのネックライン1546万円近辺がサポートとなる。
ダブルボトムの倍返しが1642万円で、上記1635万円辺りまで上値を伸ばしても不思議はない。
評点:5
移動平均線
ゴールデンクロスから両線とも横ばい推移であまり方向感は感じられない。
評点:3
一目均衡表
雲の上限から上放たれ、遅行線もローソク足を上抜け、3役好転は点灯。
評点:5
ボリンジャーバンド
スクィーズ継続。再びバンドの上限で跳ね返される可能性もあるが、3度目のトライでバンドウォークが再開する兆しのようにも見える。
評点:4
MACD
再びゴールデンクロス。
評点:4
RSI
方向感なし。
評点:3
評点
※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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