マトリックス法によるテクニカル分析(2025/1/24)進路クリア、オールグリーン【楽天ウォレット】

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線(9MA・25MA) ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は4.2。前回「そろそろレンジブレーク」と申し上げたが、11月からの横ばいレンジをブレーク、史上最高値を更新した。濃淡はあるが、トレンド系は全て青信号が点灯。このままのペースで上昇を続けるのか、少しエネルギーを貯めてから上昇するのか、いずれにせよテクニカルは上方向を示している。

なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。BTCUSD  のチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。

パターン分析

パターン分析

前回「そろそろレンジブレーク」と指摘した通り12月16日の1635万円からほぼ水平に近い緩やかな下降チャネルをブレーク、その後、史上最高値を更新、1735万円まで値を伸ばした。これで11月の感謝祭前後から続く横ばい圏を上抜け、再び上昇局面入りが鮮明となった。

このまま新たな平行チャネルに沿って上値を伸ばしていく(黄矢印)のか、それとも一旦、三角持ち合いを形成しエネルギーを貯めてからブレーク(青矢印)するのか2パターンのシナリオが考えられるが、いずれにせよ上方向と考える。

評点:4

移動平均線

移動平均線

ゴールデンクロスから両線とも上向きで勢いが加速している。

評点:5

一目均衡表

一目均衡表

3役好転がしばらく続きそう。あえていえば来週半ばから雲が薄くなるのが気になるが、少し距離があるので心配する程ではないか。

評点:4

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

前回「3度目のトライでバンドウォークが再開する兆しのようにも見える」と申し上げたが、どうやら始まった可能性が高い。但し、エクスパンションの勢いは弱く、まだダマしの可能性も残る。

評点:4             

MACD

MACD

何度かダマしが続いたが、今度のゴールデンクロスは両線上向きで長続きしそう。

評点:5

RSI

RSI

60台でまだ買われ過ぎに至っていない。

評点:3

評点

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
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