超富裕層がビットコインに強気:タイガー21創設者
By
Sam Reynolds

- タイガー21の創設者であるマイケル・ソネンフェルト氏は、富裕層が現在ビットコインを金のような価値貯蔵手段とみなしていると述べた。
- タイガー21のメンバーらは合算して60億ドルの暗号資産を保有している。
マイケル・ソネンフェルト(Michael Sonnenfeld)氏はCNBCのインタビューで、ビットコイン(BTC)が世界の最も裕福な投資家らにとって価値貯蔵手段および不安定性に対するヘッジになっていると述べた。
純資産の多い投資家や企業幹部のネットワークであるタイガー21(Tiger21)のメンバーらは、合算して2000億ドル(約31兆円、1ドル155円換算)の純資産を持っている。ソネンフェルト氏は、メンバーらは自身の資産の約1%から3%を暗号資産(仮想通貨)に配分しており、これは約60億ドル(約9300億円)に相当すると述べた。
ソネンフェルト氏は、「デジタル通貨の分野は本当に刺激的なままだ。全てを投資しているメンバーもいる。金の代替物となっている」とし、「金は伝統主義者向け、ビットコインは少し新時代的だが、同じ役割を果たすことが多い。この2つは価値の貯蔵庫として認識されている」と述べた。
CoinDesk Indicesのデータによると、ビットコインは過去1年間で125%以上上昇しており、本記事執筆時点で9万7000ドル(約1504万円)を上回って取引されている。
ソネンフェルト氏はまた、メンバーらの現金保有が17年ぶりの低水準に達しており、これは市場の高い信頼を示していると指摘した。
|翻訳・編集:林理南
|画像:André François McKenzie/Unsplash
|原文:Tiger21 Founder Michael Sonnenfeldt Says Ultra-Rich are Bullish on BTC