世界のビットコインATM台数が6,000台を突破した。Coin ATM Radarのまとめによると、ATMと窓口を足した国・地域別の合計で最も多いのはアメリカの4,125ヵ所。続いてカナダの729ヵ所、イギリスの295ヵ所となっている。
日本では2019年11月18日現在、福岡(FUTURE EXCHANGE JAPAN)の2ヵ所のみリストされているが、ここは2018年4月28日までで仮想通貨の取り扱いを休止しており、実質使えるATMはないということになる。
上位は欧米諸国 上位3ヵ国で5000超
ビットコインATMはビットコインの購入や売却ができる機械。同サイトはビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ダッシュ(DASH)、ライトコイン(LTC)のATMおよび窓口をカウントしている。
サイトによると、2019年11月19日現在、75ヵ国・地域に6,003ヵ所ある。国・地域別の上位10ヵ国・地域は次の通りだ。
アメリカ 4,125ヵ所
カナダ 729ヵ所
イギリス 295ヵ所
オーストリア 193ヵ所
スペイン 86ヵ所
スイス 77ヵ所
チェコ 70ヵ所
ギリシャ 62ヵ所
ロシア 62ヵ所
イタリア 60ヵ所
10台以上あるのがうち30ヵ国・地域で、1台しかない国が19ある。アジアをみると、香港(中国)が43ヵ所と最多。マレーシア9ヵ所、シンガポール8ヵ所、ベトナム7ヵ所、台湾6ヵ所、フィリピンと日本が2ヵ所となっている。
以前は東京や茨城県などにもあったが……
同サイトの過去データでは、2019年3月ごろは福岡の2ヵ所(2台)を含めて6ヵ所(東京4)あった。さかのぼれば大阪府や茨城県にもあったが、国内で利用できるATMはなくなってしまった。
文・編集:濱田 優
写真:Bitcoin ATM Radar Webサイトより