博報堂キースリーとNTT Digital、スポーツファン向けNFTサービス「FAN’s STAMP」共同展開

博報堂キースリーとNTT Digitalは3月13日、NFTを活用したスポーツチームやイベント運営者向けのロイヤリティプログラム「FAN’s STAMP」を共同で展開すると発表した。

両社はセールスパートナー契約を締結し、協力関係を強化。第1弾としてラグビーチーム「浦安D-Rocks」が2月8日の公式戦でトライアル導入し、3月14日の公式戦(浦安D-Rocks vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)でも実施される。

「FAN’s STAMP」は、公式LINEなどから専用サイトにアクセスし、指定アクションを達成することで試合の名シーンなどが刻まれたNFTを受け取れるソリューション。NTT Digitalの「scramberry WALLET SUITE」技術を基盤としており、LINEと連携したデジタルウォレットで、Web3を意識せずシームレスに利用できる点が特徴だ。

スポーツ分野でのNFT活用が広がりを見せている。

神奈川県鎌倉市を拠点とするサッカークラブ「鎌倉インターナショナルFC」は、スタジアムグラウンドの1平米単位をNFT化する「鎌倉スタジアムNFTプロジェクト」を開始。グラウンド全体をNFT化し、3月23日の公式戦からは所有NFTと試合展開を連動させたゲーム「SHOOT ZONE」も始動する。

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|文:栃山直樹
|画像:リリースから