4週連続で月曜日に下落、ビットコインの先行きは

- ビットコインは4週連続で月曜日に下落した。一方、S&P500は3週連続で月曜日に下落している。
- 過去3カ月、ビットコインにとって月曜日と日曜日は、週のなかで最もパフォーマンスの悪い日となっている。
ビットコイン(BTC)は4週連続で月曜日に下落している。
ここ数週間の週末、ビットコインは地政学的な緊張、関税、世界的な債券利回りの上昇といったマクロ経済の不確実性によって、大幅な価格変動を経験している。週末の不安は月曜日にも引き継がれているようだ。
暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダーのVeloによると、過去3カ月、平日のなかで、月曜日と木曜日はビットコインのリターンはマイナスとなっている。さらに日曜日は、週全体で最もパフォーマンスの悪い日となっている。全体として、週末のパフォーマンスは平日に比べると、やや悪くなっている。
Coinglassのデータを見ると、ビットコインは4週連続で月曜日に下落している。2月17日に0.31%、2月24日に4.6%、3月3日に8.5%、3月10日に2.6%下落した。ビットコインは1月下旬の史上最高値から約30%下落しており、これはS&P500の約10%下落と時期が一致している。
S&P500も3週連続で下落している。2月17日は米国の祝日のため取引がなかった。
ビットコインは当記事執筆時点、24時間で1.4%上昇しているが、S&P500先物はわずかにマイナスに転じている。先行きは不鮮明だ。
|翻訳・編集:CoinDesk JAPAN編集部
|画像:ビットコインの日次パフォーマンス(Glassnode)
|原文:After 4 Straight Monday Declines, What’s on the Cards for Bitcoin?