コインベース日本法人が日本仮想通貨交換業協会に入会、立ち上げに向け進展か【JVCEA】

米国の大手取引所Coinbaseの日本法人であるCoinbase株式会社が日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に、第二種会員として入会したことが3月2日、分かった。第二種会員は、仮想通貨交換業者の登録を“申請中”または“申請予定”の事業者。2018年6月に日本進出を発表していた同社の協会加入は、日本での事業展開に向けて進んでいる証拠と言えそうだ。

第一種会員は22社、第二種は9社に

JVCEAは金融庁認定の規制団体。第一種会員は仮想通貨交換業者で、第二種会員は「資金決済法第63条の3に規定する仮想通貨交換業者登録の申請中の事業者又は申請を予定する事業者」と位置づけられている。なお第三種会員という資格もあるが、内容は未定だ。

Conbase株式会社と同時に株式会社デジタルアセットマーケッツ、東京ハッシュ株式会社も入会。これで会員数は第一種会員が22社、第二種会員は9社となった。

世界中でサービス提供するユニコーン企業の日本法人

米国のCoinbaseは2012年設立、世界30以上の国・地域で取引所サービスを提供している。仮想通貨・暗号資産業界で初めてのユニコーン(時価総額10億ドル以上の未上場企業)として知られる。

Coinbase株式会社の代表者である北澤直氏は過去、ロボアドサービス「THEO」(テオ)を提供するお金のデザインでCOOを務めていた。

文・編集:濱田 優
写真:Useacoin / Shutterstock.com