「仮想通貨取引」参入を断念、ヒロセ通商が子会社解散へ──取引業者は厳しい年に

仮想通貨交換業への参入を目指していたヒロセ通商は3月17日、参入を断念すると発表した。FX取引の同社は、子会社のライオンコインを設立して交換業登録を目指していた。子会社を3月末で解散し、仮想通貨交換業から撤退する。

仮想通貨交換業は今年厳しい年になると言われており、市場関係者からは、廃業する取引所もあるとの見方も出ている。目下のビットコイン価格の急落で、その勢いが強まったとみる関係者もいるようだ。

撤退の理由はコスト増と市場縮小の可能性

ヒロセ通商は撤退の理由として、国内の取引所で暗号資産が流出する事件が起きたことで規制強化が必要となり、体制整備のコストが上昇したことや、今春に予定される証拠金取引のレバレッジ規制で「市場規模が縮小する可能性」があることを挙げた。

同社は子会社のライオンコインを2018年2月に設立、仮想通貨交換業としての登録を目指していた。子会社を3月31日に解散する。

文:小西雄志
編集:濱田 優
写真:Shutterstock.com

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