米暗号資産市場で急拡大する「DeFi」、7月の取引量は既に過去最高

暗号資産(仮想通貨)を融資サービスに預け入れて金利を稼いだり、複数のトークンの価格差から利ザヤを稼ぐなど、ブロックチェーン上に構築された金融サービス「DeFi(分散型金融)」の7月の取引高はドルベースで、すでに6月に記録した過去最高を更新した。Dune Analyticsのデータで明らかになった。

7月の取引高は7月21日時点で16億ドル(約1700億円)を超えた。

4つのプラットフォーム──ユニスワップ(Uniswap)、カーブ(Curve)、バランサー(Balancer)、バンコア・ネットワーク(Bancor Network)──は既に6月の取引高を超えている。

最も新しいDeFiプラットフォームの一つであるバランサーは、6月の総取引高の9300万ドルから72%増して1億6000万ドルとなった。

「最新のDeFi(分散型金融)プロジェクトへの投資を競う投資家にとって、DeFiでの取引は最も早く、投資活動を行うことができる場所になっている」とBlocktown Capitalのジョセフ・トダロ(Joseph Todaro)氏は述べた。

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翻訳:CoinDesk Japan編集部
編集:増田隆幸、佐藤茂
画像:Dune Analytics, CoinDesk Research
原文:July’s Decentralized Exchange Volumes Have Already Topped June’s Record, Reaching $1.6B