全保有資産が1つのダッシュボードで閲覧可能に──デジタル資産の分散型IDソリューションを発表

オントロジーは、新しい分散型IDソリューションをリリースを発表しました。

この新しいソリューションを使うことで暗号資産保有者やトレーダーは、デジタル資産の管理や取引をこれまで以上に簡単かつ安全に行えるようになります。

EUのオープンバンキング構想が伝統的な金融業界にもたらしているメリットと同じようなメリットを世界中の暗号資産ユーザーにもたらすものと期待されています。

DeFiエコシステムを補完

新しい分散型IDソリューションの大きなメリットは、オントロジーのウェブサイト、あるいはONTOアプリケーションを通じて、1つのダッシュボードで保有するすべての資産のあらゆる側面にアクセスできるようになること。

ユーザーは、どのウォレットに保管しているかにかかわらず、自分の資産を明確に把握することができます。さらにオントロジーの分散型信用スコアリングシステム「OScore」をどのチェーンからでも閲覧できます。

オントロジーの創業者リー・ジュンは、新しい分散型IDソリューションについて、次のように述べています。

「オントロジーは、データの管理と伝達の方法を変え、関係者全員のセキュリティ、データ保護、価値を高めることをミッションとしています。従来の金融業界と同様に、DeFi(分散型金融)が厳しい規制の対象となることは避けられません。ユーザーの身元を確認できる信頼性の高い仕組みが確実に導入されていることが不可欠です。オントロジーは、ユーザーの資産と身元情報を結びつけるソリューションを提供し、すべての関係者のセキュリティと信頼性を向上を実現、DeFi(分散型金融)のエコシステムに欠けているパートを補完します」

「多くの暗号資産ユーザーは、デジタル資産を異なるウォレットに保持しています。例えば、ユーザーが暗号資産の借り入れをしたいと考えた時、資産の保有状況を簡単に確認することが難しい場合もあります。ONT IDやOScoreを使うことで、ユーザーは保有資産の全状況を確認でき、また資産の状況を開示することなく、異なるウォレットにおける関連する財務履歴を閲覧することができます。このようにしてユーザーデータのプライバシーは保護され、共有する必要のない情報を共有することもありません。貸し手にとっては、透明性と信頼性が大幅に高まり、正しいデューデリジェンスが可能になるため、リスクが大幅に軽減されます」

詳細については、ont.ioをご覧ください。

本リリースに関するお問い合わせ先

詳細は、contact@ont.io までお問い合わせください。

オントロジー(Ontology): https://www.ont.io/
Twitterアカウント:https://twitter.com/OntologyJP

Ontologyについて:
オントロジーは、デジタルIDとデータに特化した高性能なオープンソース・ブロックチェーン。オントロジーのユニークなインフラストラクチャーは、堅牢なクロスチェーン・コラボレーションとレイヤー2・スケーラビリティをサポートし、企業はニーズに合わせたブロックチェーンを柔軟に設計することが可能です。

スピード、セキュリティー、信頼性を高めるための分散型アイデンティティとデータ共有プロトコルをすべて備えたオントロジーの機能には、エコシステム全体で使用されるモバイルデジタルIDアプリケーション&DID(分散型アイデンティティ)の「ONT ID」、分散型データ交換&コラボレーションフレームワークの「DDXF」が含まれています。

サービスについて:
オントロジー(Ontology)の公式ウォレット「ONTO」は、分散型アプリ(dApps)、エアドロップ、ONT ID認証、分散型取引所(DEX)、ONT NFTなど、多様なオントロジー・エコシステムに接続できます。

ONTOは、デジタルアイデンティティとリアルな世界でのアイデンティティに対応。ユーザーはONTOを使って、独自のデジタルアイデンティティと、さまざまな要素を秘めたパーソナルポートレートを構築することができ、暗号アルゴリズムを使ってプライバシーを守ることができます。

ONTOは、デジタル資産を安全かつ確実に管理し、デジタル資産の可能性を広げます。同時に、認証システムと暗号化アルゴリズムを通して、信頼性の高い、制御可能なデータトランザクションシステムを構築します。