世界最大の時価総額を有する仮想通貨、ビットコインが5カ月ぶりに5500ドル(約61万5000円)を突破した。
ビットコインは2019年4月23日、日本時間15:00に5650ドルまで値を上げ、昨年11月18日につけた最高値を上回った。20時11分現在、ビットコインは5540ドル近辺で取引されている。
また、価格上昇に伴い、ビットコインの時価総額は969億ドルまで拡大。コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)のデータによると、ビットコインが
仮想通貨全体に占める割合は53.2%。
同データによれば、ビットコインの取引量は過去24時間で150億ドルに達している。ただし、これは、資産運用会社ビットワイズが以前から指摘する取引ボリュームの水増し状況を踏まえると、ミスリードな数値かもしれない。
また、ビットコインはチャート上で、50日平均線と200日平均線が“ゴールデンクロス(Golden Crossover)”したことが確認された。ゴールデンクロスは一般的に、買いのタイミングを図るためのチャート分析の一手法。ゴールデンクロスは2015年10月以来、初めて確認されたことになる。
翻訳・抜粋:CoinDesk Japan
編集:佐藤茂、浦上早苗
写真:Bitcoin image via Shutterstock; charts via TradingView
原文:Bitcoin Price Sees First ‘Golden Crossover’ Since 2015
原文:Bitcoin’s Price Climbs Above $5,500 to Reach 5-Month High