WealthNaviがNISAの自動購入に対応へ、GMOクリックがESG投信など追加──12/5~12/11の投資ニュース

エポスポイントで投資信託購入可能に、100ポイントから

エポスカードとtsumiki証券は12月7日、クレジットカードのエポスカード利用額に応じて貯まる「エポスポイント」で、投資信託を購入できるサービスを開始した。

tsumiki証券に証券口座を開設してエポスカードと連携すれば、100ポイントから上限なしで投資信託を購入できる。資産形成や投資経験がないエポスカードユーザーに向け、つみたてNISA対象の投資信託を毎月3,000円から自動購入できるサービスもあり、月々の支払いや買い物で貯まるエポスポイントを、資産形成に有効活用できる仕組みを提供している。

SMBC日興証券、国内株式で最長2ヵ月間の「期間指定注文」を開始

SMBC日興証券は12月8日、オンライントレードにて国内株式「期間指定注文」の取り扱いを開始し、注文の有効期間が最長2ヵ月間指定可能になるとともに、リマインド用Eメールサービスを新設すると発表した。

期間指定注文の取り扱いは12月18日(金)より開始され、これに伴い現物株式・信用取引の注文画面などが変更されるため、ユーザーに事前確認を促した。また、長期注文が可能になるためリマインダーとして「期間指定注文の繰越通知メール」、「期間指定注文の有効期間到来通知メール」がEメールサービスとして同時にスタートする。

GMOクリック証券、ESG・SDGsファンドなど投資信託13銘柄を追加

GMOクリック証券は12月8日、新たにESG・SDGsファンド13銘柄を追加したと発表した。そのうち12銘柄は12月7日から、資産成長型ファンドである「世界インパクト投資ファンド(Better World)」は8日から、それぞれ注文受付を開始した。

今回の追加ではESG・SDGsファンドは新たに3つが、その他にはレバレッジバランス型ファンドやAIを用いたインテックスファンドなどが加わり、GMOクリック証券の取り扱いファンド数は128本となった。

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また同日、CFD取引アプリ「GMOクリックCFD」をリリースし、高機能チャートや各種アラート機能をスマートフォンですべて操作できることも併せて発表された。デモ取引は口座開設の必要がなく、アプリのインストールのみで登録不要、無料体験ができるという。

ロボアドバイザー「WealthNavi」がNISAに対応、自動で資産運用が可能に

ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)を運営するウェルスナビは12月8日、NISA(小額投資非課税制度)に対応した新機能「おまかせNISA」をリリースし、一般NISAを利用した長期・積立・分散の資産運用を自動で行える仕組みを提供する。

2021年初春を目途にリリース予定で、資産運用に興味を持ちながらも投資経験や知識がないユーザーでも長期的な積立投資が可能になるという。一般NISAを利用するため、毎年120万円の非課税上限枠が設定され、ETF(上場投資信託)で得られる配当・譲渡益等が非課税対象となる。WealthNaviで提供を開始した後、提携サービスへの展開も検討しているという。

楽天証券、米国ETF8銘柄を追加――エネルギー・リモートワーク指数運用銘柄も

楽天証券は12月9日、米国ETF8銘柄を新たに追加すると発表。注文受付は12月11日10時から開始されている。

新銘柄は、ディレクション・インベストメンツ社およびGlobal X社のETF。オンラインプロジェクトやリモートコミュニケーションなどテレワークを促進する産業に投資し、リモート・ワーク指数を目指して運用する「Direxion ワーク・フロム・ホームETFや、データセンターやデジタルインフラの分野で事業を行う企業に投資する「グローバルX データセンターリート&デジタルインフラETF」などが追加された。

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文:CoinDesk Japan編集部
編集:濱田 優
画像:Shutterstock.com