LINE FX、23通貨ペアに拡大&1,000通貨単位に対応
「LINE FX」を提供するLINE証券は12月21日、取引通貨ペア数を10から23に拡大した。
【以前から取り扱う10通貨ペア】
・米ドル/日本円
・ユーロ/日本円
・豪ドル/日本円
・英ポンド/日本円
・NZドル/日本円
・南アフリカランド/日本円
・トルコリラ/日本円
・ユーロ/米ドル
・豪ドル/米ドル
・英ポンド/米ドル
【追加された13通貨ペア】
・カナダドル/日本円
・スイスフラン/日本円
・メキシコペソ/日本円
・NZドル/米ドル
・ユーロ/豪ドル
・英ポンド/豪ドル
・ユーロ/英ポンド
・ユーロ/NZドル
・豪ドル/NZドル
・英ポンド/NZドル
・米ドル/スイスフラン
・ユーロ/スイスフラン
・英ポンド/スイスフラン
取引単位を1,000通貨単位に引き下げ
LINE FXは同日、最小取引単位も引き下げた。これまで1万通貨単位の取引だったが、23通貨ペア全てで1,000通貨単位での取引が可能になった。
これによって一部の新興国通貨では数百円からの取引も可能になった他、米ドル/円の場合、今まで約41,500円から取引できていたのが、約4,150円から取引できるようになった。
取引単位は小さい方が少ない証拠金で取引でき、また取引金額を調整しやすい。ほかに1,000通貨以下の取引単位を実施している主なFX会社は以下の通りだ。
【1,000通貨単位のFX会社】
・みんなのFX
・LIGHT FX
・外為どっとコム ※「ロシアルーブル/日本円」のみ1万通貨単位
・FXブロードネット
・LION FX(ヒロセ通商)
【100通貨単位のFX会社】
・パートナーズFX nano(マネーパートナーズ)
【1通貨単位のFX会社】
・SBI FXトレード
・SBIネオモバイル証券
・OANDA JAPAN ※「fxTrade」口座のみ 「MT4」口座は1,000~1万通貨単位
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SBI FXトレード、「eKYC」口座開設に対応 最短即日で取引可能に
SBI FXトレードは12月21日、「eKYC」口座開設サービスを開始したと発表した。
FX口座開設では「犯罪収益移転防止法」に基づき本人確認が求められる。SBI FXトレードでは、これまで「Webアップロード」または「郵送」で本人確認書類を提出し、その後郵送される口座開設完了の通知を受け取る必要があった。eKYCでは郵送の通知を受け取る必要がなくなり、同社では最短で口座開設申し込みの日に取引が可能になる。
eKYCは比較的新しい技術だ。FX業界ではトレイダーズ証券が初めて2019年7月に導入を発表した。ほかにeKYCを導入している主なFX会社は以下の通り。
【eKYC口座開設に対応するFX会社】
・GMOクリック証券
・ワイジェイFX
・DMM FX
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外為どっとコム、「TSL1.1」以前の通信を無効化
外為どっとコムは12月24日、通信規格「TLS1.0」「TLS1.1」による接続を2021年1月以降に順次終了すると発表した。「TLS1.2」に対応していない環境では基本的に同社のすべてのページが閲覧できなくなる。
「TLS1.2」は2008年にリリースされた。リリース以前のPCを利用している場合は注意が必要だ。以下のページを開ける場合、TLS1.2に対応している。
ヤフージャパン お使いの環境が対象かどうか調べる
https://security.yahoo.co.jp/news/tls12.html
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キャンペーン関連情報
住信SBI、紹介キャンペーンを実施
「Oh!FX」を提供する住信SBIネット銀行は12月21日、紹介キャンペーンの実施を発表した。紹介者、被紹介者それぞれ500ポイントが受け取れる。紹介者は1名につき500ポイントが受け取れ、最大100名まで紹介できる。
キャンペーン期間は2020年12月21日~2021年2月28日。紹介者、被紹介者それぞれ以下の条件を満たすと対象となる。
【紹介者の条件】
・エントリー
・2021年3月14日時点で「スマート認証NEO(生体認証)」を登録
【被紹介者の条件】
・2021年2月28日までに口座開設(キャンペーンコード欄に「ff+紹介者の支店番号&口座番号」を入力)
・2021年3月14日時点で「スマート認証NEO」を登録
・2021年3月14日までに「アプリでATM」で1回以上出金
・2021年3月14日時点の円預金の残高が1万円以上
トレイダーズ証券、年末年始も原則固定スプレッドを提供
トレイダーズ証券は12月23日、運営する「みんなのFX」および「LIGHT FX」において、年末年始も原則固定スプレッドを提供すると発表した。
年末年始は取引量が少なく、一般的にスプレッドが拡大しやすい。広告と実際のスプレッドの乖離は「おとり行為」として禁止されているため、年末年始はスプレッド広告を休止するFX会社が少なくない。
トレイダーズ証券においてもスプレッド拡大の可能性がないわけではないが、広告を維持することから、比較的可能性は少ないといえるだろう。
【トレイダーズ証券 主要通貨ペアのスプレッド】
・米ドル/日本円 0.2銭(みんなのFX、LIFHT FX共通)
・ユーロ/日本円 0.4銭(みんなのFX、LIFHT FX共通)
・豪ドル/日本円 0.6銭(みんなのFX、LIFHT FX共通)
・英ポンド/日本円 みんなのFX:0.8銭 LIGHT FX:0.9銭
・ユーロ/米ドル 0.3pips
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マネースクエア、豪ドル/NZドルの「スワップ00キャンペーン」延長
マネースクエアは12月24日、通貨ペア「豪ドル/NZドル」において、買いと売りのスワップを0にする「スワップ00キャンペーン」を2021年7月1日まで延長すると発表した。当初は2021年4月1日までの予定だった。
スワップポイントは通貨ペア間の金利差に相当し、利益を生む可能性もあるが、マイナスにもなり得る。一般的に、高金利通貨を買うとプラスになりやすく、逆に売るとマイナスになりやすい。
同社の自動売買サービス「トラリピ」は、買いだけでなく売りも繰り返すため、スワップポイントがマイナスになる取引が生まれやすい。あえてスワップポイントを0にすることで、純粋に値動きだけで収益を計算できる。
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FX会社口座比較ランキング──スプレッド、スワップポイント、通貨ペア、タイプ別
文・編集:CoinDesk Japan編集部
画像:Shutterstock.com