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みんなのコインは、国内における代表的なFX取引所の「みんなのFX」を運営するトレイダーズ証券の仮想通貨取引サービス。仮想通貨の取引方法もレバレッジが専門となっている取引所だ。ビットコイン(BTC)をはじめとする暗号資産のCFD取引のサービスとして、同社の「LIGHT FX コイン」と同時に2022年1月17日に開始した。
<記事のポイント>
- みんなのコインは最大2倍のレバレッジ取引を専門とするサービス
- 各種手数料が無料で始められるため、取引のコストを節約しやすい
- CFDの仕組みで仮想通貨を取引することからハッキングのリスクがない
- みんなのFXの口座を開設しているなら簡単に始められる
みんなのコインの基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
取扱通貨数 | 5種類 |
スマホ対応 | あり |
取引方法 | レバレッジ取引 |
最低取引数量 | 0.001BTC |
みんなのコインの評判・口コミ
みんなのコインの良い評判・口コミ
みんなのコインは既にFX口座の「みんなのFX」を始めていると、スムーズに仮想通貨のレバレッジ取引を開始しやすい点が評価されていた。レバレッジ取引専門の仮想通貨取引サービスであることから、FXでレバレッジ取引に慣れていると始めやすいといえるだろう。
また、取引手数料・出金手数料などの各種手数料が無料である点も優れている。実際にサポートに問い合わせた人からは、丁寧に応対して貰えたといった口コミも多く挙がっており、サポート体制も万全であることがわかる。
みんなのコインの悪い評判・口コミ
みんなのコインはレバレッジ取引が専門である点や、取扱通貨の種類が少ない点からサービスの幅広さにおいて不満が多いようだ。また、定期メンテナンス中は取引できないことが、24時間365日で価格が変動する仮想通貨において、レバレッジ取引のように短期的な投資になりやすい手法においては致命的になる可能性もあるため、その点を指摘するトレーダーの口コミもあった。
みんなのコインの手数料・スプレッド
各種手数料
- 口座開設手数料:無料
- 口座維持手数料:無料
- 取引手数料:無料
- ダイレクト入金手数料(5,000円以上):無料
- 出金手数料(2,000円以上):無料
- ロスカット手数料:無料
- 建玉管理料:0.04%(1円未満切り上げ)
スプレッド
みんなのコインのスプレッドは公式サイトのリアルタイム暗号資産レート、または取引画面から確認できる。スプレッドは変動制が採用されていることから、相場状況によって変わり、実際に取引をするまで確定しない。
みんなのコインの取扱銘柄
みんなのコインの取扱銘柄(通貨ペア)は以下の通りであり、すべてレバレッジ取引のみ行える。
- BTC/JPY
- ETH/JPY
- XRP/JPY
- LTC/JPY
- BCH/JPY
みんなのコインのメリット
みんなのコインのメリットは以下の通り。
最大2倍のレバレッジをかけて取引できる
みんなのコインは、レバレッジ取引専門の仮想通貨取引所であることから、最大2倍のレバレッジをかけて仮想通貨を取引できる。レバレッジを活用すると少額の投資額であっても大きな利益を狙いやすくなり、資金効率を高めることが可能だ。
各種手数料が無料である
みんなのコインでは、取引手数料・入出金手数料などの各種手数料が無料である。実際にかかるコストは、取引の際に発生するスプレッドと、ポジションを保有し翌日に繰り越す際の建玉管理料のみである。
仮想通貨の流出リスクがない
みんなのコインのサービスでは、仮想通貨の現物を所有しないため、仮想通貨そのものの売買を行わない。CFDと呼ばれる差金決済取引の仕組みを利用しているため、仮想通貨の取引における損益のみをやり取りしているからだ。この取引方法で仮想通貨を取引する場合は、仮想通貨取引所において発生することがある仮想通貨のハッキングによって資金が流出するリスクがない。
加えて、みんなのコインでは顧客資産の分別管理が行われているため、万が一にも、みんなのコインのサービスを提供するトレイダーズ証券が破綻した場合も預け入れた資産は返還される。
みんなのコインのデメリット
一方で、みんなのコインのデメリットは以下の通り。
仮想通貨の現物取引ができない
みんなのコインでは仮想通貨を現物で取引して保有できない。現物取引をしたい場合は、他の仮想通貨取引所で口座開設する必要がある。また、取引できる仮想通貨の種類自体が少ない問題もある。
メンテナンス中は取引できない
みんなのコインでは以下のスケジュールでメンテナンスが行われる。
【日次メンテナンス時間】
米国標準時間:月曜日 AM6:00~AM6:25・火曜日~日曜日 AM6:50~AM7:10
米国夏時間:月曜日 AM6:00~AM6:25・火曜日~日曜日 AM5:50~AM6:10
【週次メンテナンス時間】
土曜日 PM0:00~PM6:00
メンテナンス中は取引が不可能であり、日次メンテナンスは毎日20分程度、週次メンテナンスでは6時間取引に不自由することとなる。
スプレッド・建玉管理料など取引手法によってかさむコストがある
みんなのコインでは各種手数料が無料であるが、場合によってはスプレッド・建玉管理料などのコストがかさむ可能性はある。スプレッドは変動制を採用していることから、相場が荒れるタイミングではスプレッドが開きやすくなりコストがかさみやすい。また、建玉管理料はポジションを翌日に繰り越す場合に発生し、前日終値が1,000,000円の1BTCを繰り越す場合の建玉管理料は400円となる。長期に渡ってポジションを持つほどコストが大きくなる仕組みだ。
みんなのコインの取引ツール・スマホアプリ
みんなのコインでは、「コイントレーダー」という取引ツールを用意しており、PC・スマホアプリの両方で利用可能だ。PC・タブレットなどで利用できる取引ツールでは、レート、チャート、注文画面、口座照会などの取引に必要な情報を一つの画面にすべて集約し表示することができる。
一方でスマホアプリ版では、スマートフォンから気軽に仮想通貨のレバレッジ取引が可能となっており、直感的な操作で利用しやすい。
みんなのコインの口座開設方法
みんなのコインを始めるには、みんなのFXの口座を開設する必要がある。手順は以下の通りだ。
- みんなのFXの口座を開設していない場合は口座開設する
- みんなのFXの口座開設後にみんなのコインの口座開設を申し込む
- 審査完了後に取引を開始
みんなのFXの口座開設では、「スマホで本人認証」を利用すると申込から取引までオンラインで完結する。氏名・住所など個人情報を指示の通りに入力し、必要書類をスマホで提出し、郵送で本人確認コード受け取ることで口座開設が完了する。
みんなのコインの口座開設は、みんなのFXの口座開設を終えている状態で別途、申し込む必要がある。その際には審査が発生するが、問題がなければ再び本人確認書類の提出は求められないため、スムーズに進む。審査完了後にみんなのコインで取引を開始できる。
みんなのコインのデメリットを補完できる取引所
みんなのコインではいくつかのデメリットが挙げられたが、デメリットを補完できる取引所を紹介する。
- Coincheck:仮想通貨の現物取引が可能で、みんなのコインにはない幅広いサービスを提供する
- SBI VC Trade:メンテナンスの時間がみんなのコインより少ない、現物・レバレッジの両方に対応
- Bittrade:仮想通貨の取扱銘柄が40種類以上であり、多くの仮想通貨を取引できる
Coincheck(コインチェック)
2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営する。2018年に大規模なハッキング事件が起きたが、その後、東証プライム市場上場企業であるマネックスグループの傘下で経営再建を図った。
つみたてや貸暗号資産などの長期投資向けのサービス、NFTの売買ができるマーケットプレイス、ガス・電気料金をビットコインで支払うユニークなサービスもあり、幅広いサービスが充実している。
また、取引ツールとなるスマホアプリが使いやすく、仮想通貨を初めて取引したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 31種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | アプリ「Coincheck Bitcoin Wallet」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Coincheck(コインチェック)のメリット
- 取扱通貨の種類が多い
- 仮想通貨に関連する幅広いサービスを提供している
- サポート体制が充実している
Coincheck(コインチェック)のデメリット
- 販売所で売買する場合はスプレッドが高くなることがある
- レバレッジ取引のサービスを終了している
Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
-
お得なキャンペーンも比較的多く実施されていますし、より効果的な運用に役立つ実際的なアドバイスもありサポート体制がしっかり整っている点も評価できます。
★★★★★5点(40代・男性) -
コインチェックは以前ハッキングにあいましたが現在はセキュリティーもしっかりしてますし、知名度も仮想通貨会社では、国内No.1だと思います。
★★★★★5点(40代・男性) -
アプリが非常にシンプルな作りになっているため、売買や入出金がお手軽にできます。煩雑な手続きはいらずワンクリックで購入可能であり、チャートも見やすいのでとても使い勝手が良いです。
★★★★★4点(30代・女性)
\国内アプリダウンロード数No.1!※/
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
SBI VCトレード
SBIグループのSBIトレード株式会社が運営する。2021年にTaoTao株式会社と合併し、従来の「VC TRADE」と「TAOTAO」の各サービスが一本化した。
現物取引だけでなく、レバレッジ取引・積立購入・レンディングなどに対応しており、取引所におけるサービスの幅広さを重視したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 24種類 |
手数料 | 販売所:無料、取引所:-0.01 〜0.05% |
最低取引数量 | 販売所:0.00000001BTC、取引所:0.00000001BTC |
スマホ対応 | アプリ「VCTRADE mobile」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
SBI VCトレードのメリット
- 入出金・入出庫手数料など各種手数料が無料
- SBI証券を擁するSBIグループの傘下にあり信頼性が高い
- レバレッジ取引・ステーキングなどのサービスを利用可能
SBI VCトレードのデメリット
- 定期メンテナンスにより取引できない時間がある
- 取扱通貨が他の代表的な取引所と比較して少ない
SBI VCトレードの評判・口コミ
-
SBIグループの信頼性と金融知識に基づいた仮想通貨取引所として、セキュリティ面やサポート体制が非常に充実しています。
★★★★★5点(40代・女性) -
取扱銘柄が豊富である点が良い。メジャーな仮想通貨は抑えられており、取引したい仮想通貨が無いということはまずないかと思う。
★★★★★4点(40代・男性) -
レンディング及びステーキングのサービスを提供しているので、気に入っています。また日本円でNFTの売買をすることができるので、これも個人的には満足しているところです。
★★★★★4点(40代・男性)
\各種手数料無料で仮想通貨の取引を開始!/
BitTrade(ビットトレード)
国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。運営元はビットトレード株式会社。2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した。
すでに仮想通貨取引を始めているが、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 42種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 0.00001BTCかつ2円 |
スマホ対応 | アプリあり |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
BitTrade(ビットトレード)のメリット
- 取扱通貨数は国内仮想通貨取引所でトップクラス
- 販売所・取引所の取引にかかる取引手数料が無料
- 取り扱いのある仮想通貨をすべて2円から購入できる
BitTrade(ビットトレード)のデメリット
- レバレッジ取引の対応通貨ペアがBTC/JPYのみ
- 出金に手数料がかかる点を含めて不自由な点がある
- 出来高が少なさから取引所の取引が成立しないことがある
BitTrade(ビットトレード)評判・口コミ
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国内最大級の仮想通貨取扱数であることがウリです。スプレッドも少なくて、利用しやすくて、アプリの操作性もいいと感じました。
★★★★★5点(40代・男性) -
大手企業の運営による信頼性と安全性を提供する仮想通貨取引所で、セキュリティが強化されており、不正アクセスや資産保護に関して高い評価を得ています。
★★★★★5点(40代・男性) -
入金や出金、取引に関する手数料が一切必要ないので、無駄なコストを抑えられるのは非常に助かっていますし、更には少額からでも取引をすることが可能です。
★★★★★4点(30代・男性)
\幅広く仮想通貨を取引するならBitTrade!/
Coincheck、BitTradeは、レバレッジ取引のサービスを提供していない、あるいは対応通貨ペアがBTC/JPYと制限されているため、レバレッジ取引を専門とするみんなのコインは補完に優れる。みんなのコインは仮想通貨を取引する上でメイン口座にすることは難しいため、複数の口座を開設することを推奨する。
みんなのコインがおすすめの人の特徴
最後に、みんなのコインがおすすめの人の特徴は以下の通り。
- レバレッジ取引により仮想通貨で大きなリターンを狙いたい
- FXの取引をしており仮想通貨でも差金決済取引を始めたい
- ハッキングによる流出リスクがないことから安全に仮想通貨に投資したい
トレイダーズ証券のみんなのFXですでに取引を開始しているなら、気軽に始められる仮想通貨取引サービスといえるだろう。