Axi(アクシ)の口コミ・評判は?メリット・デメリットや安全性を徹底解説!

「海外FX業者を利用したいが、Axiの評判は良いのか?」
「Axiを利用することのメリットとデメリットを知りたい。」
「Axiの利用はどんな利用者におすすめか」
海外FXブローカーのAxiは、スプレッドの狭さやEA(自動売買)の自由度が魅力だが、本当に安全な業者なのかと気になる人も多いだろう。
Axiは取引環境の充実を重視しており、中級以上のトレーダーに適した業者だ。
この記事はAxiの評判やボーナス、安全性、入出金方法について解説する。
海外FX業者の多くは金融庁の警告を受けているが、業者そのものや利用者に対して罰則は設けておらず、現時点では利用することに違法性はない。
しかし、金融庁の認可を受けていない海外FX業者を利用するのは、取引に慣れていない人は特にリスクが高いため、慎重に検討することを推奨する。
【評判まとめ】Axi(アクシ)はスプレッドが狭く、スキャルピングやEAに最適
Axiは、狭いスプレッドと高い約定力を提供しており、スキャルピングやEA(自動売買)に最適な海外FX業者だ。
良い評判 | 悪い評判 |
---|---|
最大レバレッジが1000倍 | 常設のボーナスキャンペーンがない |
一部口座はストップレベルがゼロ | プレミアム口座・エリート口座は最低入金額が高い |
Axiセレクトでプロトレーダーの育成を支援している | サポートへ連絡しないとゼロカットが行われない |
EA・スキャルピングの制限なし | |
スプレッドが狭い |
Axiは、取引環境の良さが際立つ。
最大レバレッジが1000倍で提供されていることから、少額資金からでも大きなポジションを持つことが可能だ。
また、一部口座ではストップレベルがゼロに設定されているため、狭い値幅での注文が可能であり、スキャルピングを中心に取引するトレーダーに最適だ。
EA(自動売買)やスキャルピングに制限がないため、自由度の高い取引が可能であり、アルゴリズムトレードを行うトレーダーにとっても有利な環境を提供している。
取引コストの重要な要素であるスプレッドが狭いことも、短期売買を頻繁に行うトレーダーにとって大きなメリットだ。
一方で、Axiには注意すべき点もいくつかある。
常設のボーナスキャンペーンがないため、初期資金を増やすことを目的とする初心者にはやや物足りなさを感じるかもしれない。
また、プレミアム口座やエリート口座は、最低入金額が高額に設定されているため、主に大口資金を運用する上級トレーダー向けだ。
Axiは、スキャルピングやEA運用を行う中上級トレーダーに向いた海外FX業者と言えるだろう。
ただし、ボーナス重視の初心者や少額資金で高額口座を利用したい人は他の選択肢も考慮してみよう。
Axi(アクシ)の良い口コミ・評判

引用:Axi
Axiはスプレッドが狭く、EAやスキャルピングが自由な高機能FX業者だ。
短期売買を好むトレーダーや、中級以上のトレーダーに高く評価されているAxi。
人気の要因は下記の5つだ。
①最大レバレッジが1000倍
Axiは最大1000倍の高いレバレッジを提供している。
これにより、少額の資金からでも大きなポジションを持つことが可能だ。
特に、資金効率を重視するトレーダーや、リスク管理に慣れた中上級者に向いている。
ただし、業者ごとにレバレッジの上限は異なり、レバレッジ500倍~3000倍まで提供しているケースもあるため、他社と比較することが重要だ。
業者名 | 最大レバレッジ | 特徴 |
---|---|---|
XM | 1000倍 | ボーナスが豊富で初心者向け |
GEMFOREX | 3000倍 | 業界最高水準のレバレッジ |
Exness | 無制限 | 条件付きでレバレッジ無制限を提供 |
TitanFX | 500倍 | 安定した取引環境でプロ向け |
表の通り、Axiの最大レバレッジ1000倍は大手のXMTradingと並び、海外FX業者の中でも比較的高い部類に入る。
高いレバレッジを活用すれば、相場の小さな変動でも利益を狙えるが、リスク管理が重要となる。
②一部口座はストップレベルがゼロ
Axiの一部口座では、ストップレベルがゼロに設定されている。
ストップレベルがゼロとは、新規注文や決済注文の際に価格制限がない状態。具体的には、現在の市場価格と同じ価格で注文を入れることが可能ということだ。
多くのFX業者では、市場価格から一定の値幅(ストップレベル)が設定されており、その範囲内で注文が出せない制限があるが、ストップレベルがゼロであればこの制限がないため、柔軟な注文ができる。
- 狭い値幅でのスキャルピングが可能
- ストップレベルがないため、超短期売買(スキャルピング)や高頻度取引に向いている。
- 決済注文を正確な価格で出せる
- 利益確定(TP)や損切り(SL)の設定を、現在の市場価格に近い水準で行うことができる。
- 高速で新規注文が可能
- 重要な経済指標発表時や相場急変時でも、価格の制限がないため、即時に新規ポジションを取れる。
このシステムによって注文を狭い値幅で入れることができ、スキャルピングや短期売買を活発に行える。
ただし、ゼロストップレベルを活用するには、高い注意力とリスク管理が必要だ。
③Axiセレクトでプロトレーダーの育成を支援している
Axiは、プロトレーダーを目指す人を支援するAxiセレクトを提供している。
このプログラムはトレード成績を評価し、優秀なトレーダーに資金提供や専用サポートを行う仕組みだ。
取引実績に応じて報酬が与えられ、成績が評価される点がこのプログラムの特徴だ。
スキルを磨きたい中〜上級者にとって、技術向上と収益拡大の両方を狙える魅力的な制度といえる。
④EA・スキャルピングの制限なし
Axiは、EA(自動売買)やスキャルピングに制限を設けていない。
EA(Expert Advisor)とは、MetaTrader(MT4やMT5)で利用できる自動売買プログラムのこと。
事前に設定した取引ルールに従い、売買を自動化することができるため、24時間取引を監視する必要がないのが特徴だ。
スキャルピング(Scalping)とは、数秒から数分といった超短期で売買を繰り返す取引手法。1回の取引で小さな利益を狙い、短時間で何度も取引を行うことで利益を積み上げる。
そのため、トレーダーはシステムを活用した取引や、短期的な売買戦略の実行できる。
特に、自動売買をするトレーダーにとって制限がないことは大きなメリットであり、取引の効率化や戦略の幅を広げることに繋がるだろう。
⑤スプレッドが狭い
Axiのスプレッドは全般的に狭いが、特にプレミアム口座とエリート口座のスプレッドの狭さは顕著だ。
スプレッドとは、通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の価格差を指す。FX取引では、この価格差が実質的な取引コストとなるため、スプレッドが狭いほど取引コストが低くなる。
例えば、USD/JPY(ドル/円)の買値が110.01円、売値が110.00円の場合、スプレッドは0.1円(1pips)となる。
他社と比較したものは以下の通りである。
通貨ペア | Axi スタンダード口座 | Axi プレミアム口座 | Axi エリート口座 | Exness スタンダード口座 | AXIORY ナノ口座 | XM スタンダード口座 |
---|---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 1.0 | 0.8 | 0.5 | 1.1 | 0.4 | 2.0 |
EURUSD | 1.3 | 0.7 | 0.4 | 0.9 | 0.7 | 2.0 |
GBPUSD | 1.5 | 0.7 | 0.4 | 2.2 | 1.4 | 3.8 |
XAUUSD | 1.8 | 1.4 | 1.0 | 2.0 | 2.0 | 3.5 |
プレミアム口座・エリート口座のスプレッドが狭いのはもちろんのこと、スタンダード口座も他業者のスタンダード口座と比べてスプレッドが狭い。
Axi(アクシ)の悪い口コミ・評判
続いて、Axi利用者からの悪い評判を紹介する。
①常設のボーナスキャンペーンがない
Axiは常設のボーナスキャンペーンを提供していない。
多くの海外FX業者が口座開設ボーナスや入金ボーナスを実施する中、Axiは特典を目的とするトレーダーには物足りなさを感じさせるだろう。
過去には期間限定で特別なキャンペーンを行った実績があるが、頻度は少ない。
そのため、初期資金を増やしたい初心者やボーナスを重視するトレーダーには向いていない。
一方で、狭いスプレッドや取引コストの低さがAxiの魅力であり、ボーナスに頼らず取引環境を重視するトレーダーには適している。
キャンペーンは公式サイトを随時確認する必要がある。
②プレミアム口座・エリート口座は最低入金額が高い
Axiのプレミアム口座とエリート口座は、他の口座に比べて最低入金額が高額に設定されている。
プレミアム口座は最低入金額が500ドル以上、エリート口座は2万5000ドル以上が必要だ。
これらの口座は、高機能なツールや個別サポートが提供される中〜上級者や大口資金を運用するトレーダー向けの口座だ。
初心者や少額資金で取引を始めたい人にはハードルが高いため、通常はスタンダード口座が選択肢となる。
ただし、条件を満たせば取引環境が優れているため、資金力のあるトレーダーにとっては魅力的な選択肢である。
最適な口座を選ぶ際は、資金量や自分の取引スタイルをよく検討しよう。
③2,000ドルを超えると、サポートへ連絡しないとゼロカットが行われない
Axiではゼロカットシステムを採用しているが、2,000ドルを超えると自動で適用されない。
ゼロカットとは、相場急変などで口座残高がマイナスになった場合に、その損失を補填し口座残高をゼロに戻す仕組みだ。
これにより、トレーダーは預けた資金以上の損失を負う心配がない。
ゼロカットシステムを採用している場合は通常、口座残高がマイナスになった際にゼロカットによって損失が補填される仕組みだ。
しかし、Axiでは口座残高がマイナスになった時点でサポートへ連絡しないとゼロカットが適用されない。
サポートに承認されることでゼロカットが行われるため、禁止行為をおこなっていた場合はゼロカットが適用されない。
高額での取引をしたいと考える場合は、事前に利用規約をよく確認しておこう。
Axi(アクシ)ボーナスキャンペーン一覧

引用:Axi
Axiでは、現在常設のボーナスキャンペーンは提供されていない。
過去に期間限定でキャンペーンを実施したことはあるが、2025年2月時点では開催されているキャンペーンはない。
口座開設ボーナス・入金ボーナスは開催なし
Axiでは、口座開設ボーナスや入金ボーナスのキャンペーンは実施されていない。
多くのFX業者が提供するような特典を期待しているトレーダーには、物足りないと感じる可能性がある。
Axiの特徴は、狭いスプレッドや最大レバレッジ1000倍、EAやスキャルピングに制限がない取引環境だ。
つまり、Axiはボーナスを重視するトレーダーよりも、取引の自由度や効率性を重視するトレーダーに向いている。
ボーナスを活用して取引資金を増やすことを目的とする場合、他の業者の利用を検討してみよう。
- XM Trading
- FXGT
- BigBoss
期間限定でキャンペーンを開催している
Axiは常設のボーナスキャンペーンは提供していないが、期間限定で特別キャンペーンを実施することがある。
これらのキャンペーンは新規口座開設や特定条件を満たすことで特典が得られる内容が中心だ。
過去には入金ボーナスや取引キャッシュバックなどのキャンペーンが実施されている。
期間限定のため、参加するには公式サイトで最新情報を確認することが重要だ。
こうしたキャンペーンを活用すれば、初期資金を増やしながら取引を始めることができる。
ただし、キャンペーンには条件が設定されている場合があるため、内容はよく確認する必要がある。
Axi(アクシ)の基本情報
Axiは、2007年に設立されたオーストラリアを拠点とする海外FX業者である。
概要は、以下の通り。
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | AxiCorp Limited |
所在地 | オーストラリア(Axi本社所在地) |
設立年 | 2007年 |
代表者 | ラジェッシュ・ヨナハン(Rajesh Yohannan)氏 |
規制機関 | ASIC(オーストラリア証券投資委員会) |
ライセンス | オーストラリア金融サービスライセンス(AFSL)など |
提供サービス | FX(外国為替)、CFD(差金決済取引) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
取引プラットフォーム | MetaTrader 4(MT4)、MetaTrader 5(MT5) |
信頼性の高い取引環境と最大レバレッジ1000倍、狭いスプレッドを特徴としている。
世界中のトレーダーに利用されており、ASIC(オーストラリア証券投資委員会)など複数の金融ライセンスを取得している。
Axi(アクシ)口座タイプ一覧
Axiの口座タイプは3つ。
どれも無料で開設できるが、初回最低入金額や手数料に大きな違いがある。
口座タイプ | スプレッド | 手数料 | 初回入金額 | レバレッジ |
---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | 0.9pips〜 | なし | 指定なし | 最大1000倍 |
プレミアム口座 | 0.0pips〜 | 往復7$ | 500$ | 最大1000倍 |
エリート口座 | 0.0pips〜 | 往復3.5$ | 累計25000$ | 最大1000倍 |
Axi(アクシ)の練度別おすすめ口座
上記の情報をふまえ、Axiのおすすめ口座について紹介する。
- 初心者におすすめ:スタンダード口座
一般的なトレーダー向けで、取引手数料が低く、スプレッドも1.0 pipsからと狭め。最低入金額は0$で、少額から取引を始められるため、初心者に適している。特に、取引回数が少ない人や、低リスクで取引したいトレーダーにはおすすめだ。 - 中〜上級者におすすめ:プレミアム口座
初回入金額が500$以上で、専用サポートや高機能なツールが提供される。高度な取引戦略を持つトレーダーに適しており、広いスプレッドや特別なサポートを求める上級者に最適だ。 - 上級者〜超上級者におすすめ:エリート口座
さらに特別な条件が整った最上級の口座で、最低入金額は2万5000$以上。取引のプロフェッショナルや機関投資家向けに設計されており、最も狭いスプレッドや個別のサポートが提供されるため、高度な取引を行う上級者におすすめだ。
Axi(アクシ)の安全性・信頼性に関する評判

引用:Axi
Axiで取引を開始するにあたり、実際の利用者からの評判を見ていこう。
グループで6つの金融ライセンスを取得
Axiは、グローバルに展開するFXブローカーとして、グループ全体で6つの金融ライセンスを取得している。
- ASIC(オーストラリア証券投資委員会):オーストラリア市場向けのライセンス。厳格な規制で知られる。
- FCA(英国金融行動監視機構):イギリス市場を対象とするライセンスで、金融業界で高い信頼を得ている。
- DFSA(ドバイ金融サービス庁):中東地域での業務展開を支えるライセンス。
- SVG FSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁):グローバルな取引展開のための認可。
- FSC(モーリシャス金融サービス委員会):アフリカ市場での事業運営に必要なライセンス。
- CYSEC(キプロス証券取引委員会):欧州連合(EU)での規制に準拠。
これにより、各国の規制機関から認可を受けた信頼性の高い取引環境の提供が可能となる。
複数のライセンス取得は、信頼性の高さや多様な市場でのサービス提供能力を示している。
特に、複数の規制機関によって監視されている点はトレーダーにとっての安心材料になる。
2007年に設立され、約18年の運営歴
Axiは2007年に設立され、現在に至るまで約18年の運営歴を持つ老舗のFXブローカーだ。
この長い運営歴は、Axiが安定的かつ信頼できる取引環境を提供し続けてきたことの証である。
長期間にわたる実績を背景に、Axiは多くのトレーダーからの信頼を得てきた。
なぜなら、運営歴が長い企業は変動の激しいFX業界において、信頼性の高いサービスを維持する力があると見なされることが多いからだ。
Axiはその点で十分な実績を持っており、世界中のトレーダーに選ばれている。
Financial Commissionに加盟している
Axiは、Financial Commission(ファイナンシャル・コミッション)に加盟している信頼性の高い業者だ。
顧客と金融業者の間で発生する紛争を公平に解決する独立した第三者機関。
加盟業者の顧客には、最大2万ユーロまでの補償基金が提供され、万が一トラブルが発生した場合でも資金保護が受けられる。
AxiがFinancial Commissionに加盟していることは、業者の信頼性と顧客への誠実な対応の証明といえる。
特に、FXやCFD取引でリスクを最小限に抑えたいトレーダーにとって、補償制度は大きなメリットだ。
Financial Commissionへの加盟によって、Axiは透明性のある取引環境を提供するグローバルな業者として高く評価されている。
- 最大2万ユーロまでの補償
- Financial Commission加盟企業で発生したトレーダーの損失については、最大2万ユーロまでの補償基金が適用される。これにより、万が一のトラブルが発生しても資金が保護される。
- 公正な紛争解決
- 客観的で迅速な紛争解決プロセスが提供される。そのため、トレーダーは第三者による公正な判断を得ることができる。
- 取引の透明性向上
- Financial Commission加盟は、企業が透明性のある運営を行っていることを示す指標となる。顧客保護と信頼性を重視するトレーダーにとっては安心材料だ。
様々な賞の受賞歴がある
Axiは、その取引環境や顧客サービスが高く評価され、数々の国際的な賞を受賞している。

これらの受賞歴は、Axiの信頼性と業界内での評価の高さを証明するものだ。
特に、最優秀MT4ブローカー賞(Best MT4 Broker)を複数回受賞しており、取引プラットフォームの質が認められている。
また、ベストFXブローカー賞(Best Forex Broker)やベスト暗号資産取引プラットフォーム(Best Cryptocurrency Trading Platform)も獲得している。
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域(EMEA)でのサービスが評価され、地域別の優秀賞(Best EMEA Region Broker)も受賞している。
こうした受賞歴は、Axiが提供するサービスが世界中のトレーダーに支持されている証である。
サッカーチームの公式スポンサーを務めている
Axiは、サッカープレミアリーグに所属するマンチェスター・シティFCの公式スポンサーだ。

これによって、ブランドロゴがチームの公式ユニフォームやスタジアムに掲載され、グローバルな露出が拡大している。
スポーツチームのスポンサーは、Axiが社会的な信頼性を持つ企業であることをアピールする有効な手段である。
また、トレーダーに親しみを感じさせる要素でもあり、ブランド価値の向上につながっている。
スポンサーとして積極的にアピールしていくことで、新規顧客の獲得を加速させ、現存顧客の満足度を上げる取り組みをしているのだ。
顧客資金は分別管理・信託保全なし
Axiは顧客資金の分別管理を行っているが、信託保全は提供していない。
分別管理とは、顧客資金を会社の運営資金とは別の銀行口座で管理する仕組みだが、信託保全がないため、万が一の破綻時に顧客資金が全額保護される保証はない。
分別管理とは、顧客の資金を会社の運営資金とは分けて管理する仕組みを指す。これにより、FX業者が倒産した場合でも、顧客資金が業者の債権者によって差し押さえられないように保護される。
例えば、Axiは顧客の資金をオーストラリア国内の信頼性の高い銀行の専用口座で管理している。これにより、日常業務で使用される運営資金とは完全に区別される。
分別管理は一定の安全性を提供するが、信託保全とは異なり、完全な資金保護が保証されるわけではない。信託保全は第三者機関(信託銀行)が資金を管理するため、万が一業者が破綻しても顧客資金は返還される可能性が高い。
一方、分別管理では破綻時に資金が返還されるかどうかはケースバイケースである。
ただ、AxiはFinancial Commissionに加盟していることから、これらの不安は解消される。
日本の金融庁から警告を受けている
Axiは日本の金融庁から警告を受けている。
これは、日本国内で無登録で金融商品取引業を行っていると判断されたためだ。
日本の金融庁に登録されていない海外FX業者は、国内での営業活動が認められておらず、利用者は注意が必要である。
日本の金融庁は、国内投資家を保護するため、無登録業者に対して警告を発している。Axiもその対象となっており、日本居住者向けにサービスを提供する際には注意が求められる。
Axiは日本の金融庁に登録されていないため、日本居住者が利用する場合は法律上の保護が受けられない。
信頼性や安全性が保証されていないわけではないが、やはり資金管理やリスクに対する認識が重要となる。
日本国内での安全な取引を重視する場合、金融庁に登録された国内業者を選択するか、リスクを理解した上で自己責任の上で海外業者を利用しよう。
Axi(アクシ)の口座開設方法

引用:Axi
Axiは金融庁の認可を受けていない。金融庁の認可を受けていない海外FX業者を利用するのは、取引に慣れていない人は特にリスクが高いため、慎重に検討することを推奨する。
- 公式ウェブサイトにアクセス
Axi(アクシ)の公式ウェブサイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックする。 - 個人情報の入力
フォームに以下の個人情報を入力する。- 氏名(ローマ字表記)
- メールアドレス
- 電話番号
- 居住国
- 口座タイプと基本情報の選択
- 希望する口座タイプ(スタンダード口座、プレミアム口座など)や取引プラットフォーム(MT4、MT5)を選択する。
- 取引通貨(USD、EUR、JPYなど)を指定する。
- 本人確認書類の提出
- 本人確認書類(パスポートまたは運転免許証)
- 住所確認書類(公共料金の請求書や銀行取引明細書など)
- 口座審査と認証
- 提出した情報と書類が確認されると、口座審査が行われる。審査は通常1営業日以内に完了する。認証が完了すると、ログイン情報が登録したメールアドレスに送付される。
- 初回入金
- 口座開設が完了したら、取引を始めるために資金を入金する。Axiではクレジットカード、銀行送金、電子ウォレットなど複数の入金方法が利用できる。
- 取引開始
- 初回入金が完了したら、取引プラットフォーム(MT4またはMT5)にログインし、取引を開始することができる。
Axi(アクシ)の入金方法

引用:Axi
Axiは、複数の入金方法を提供しており、トレーダーの利便性が高い。以下は、主な入金方法と特徴だ。
入金方法 | 入金反映時間 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 即時 | 無料 | 手続きが簡単で、資金が即時に口座に反映されるため、すぐに取引を始めたいトレーダーに適している。 |
銀行送金 | 1〜5営業日 | 送金銀行が設定する手数料がかかる場合がある | 大口資金の入金に適しているが、反映までに時間がかかる点に注意が必要だ。 |
電子ウォレット | 即時 | 無料 | スピーディな入金が可能で、特に海外FXトレーダーに人気がある。 |
暗号資産 | ブロックチェーンの承認時間による | ブロックチェーン手数料が発生する場合がある | 暗号資産を保有しているトレーダーは、直接口座に資金を入れることが可能。 |
迅速な入金を希望する場合は、クレジットカードや電子ウォレットの利用が最適だ。
入金はAxiのアカウント名義が口座名義と一致している必要があることに注意しよう。
Axi(アクシ)の出金方法
出金方法も、入金方法と同じく複数の選択肢がある。
出金方法 | 出金反映時間 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 3~5営業日 | 無料 | クレジットカードで入金した資金と同額までの出金が可能。入金額を超える利益分は銀行送金で対応される。 |
銀行送金 | 3~5営業日 | 銀行の手数料がかかる場合がある | 大口資金の出金に適しているが、手続きに数日かかる場合がある。 |
電子ウォレット | 即時〜24時間 | 無料 | 迅速な資金移動が可能であり、頻繁に出金するトレーダーに適している。 |
暗号資産 | ブロックチェーンの承認時間による | ブロックチェーン手数料がかかる | 暗号資産での資金移動が可能であり、迅速な出金を希望するトレーダーに向いている。 |
Axiは多様な出金方法を用意しており、トレーダーの利便性を重視した設計となっている。
迅速な出金を希望する場合は、電子ウォレットや暗号資産での出金が適しているだろう。
Axi(アクシ)についてよくある質問
- Axiの最低入金額はいくらですか?
-
Axiの最低入金額は、口座への入金方法によって異なり、約3〜30$となっている。
- Axiの口座開設ボーナスはいくらですか?
-
Axiは常設の口座開設ボーナスを提供していない。
ただし、期間限定でキャンペーンが実施される場合があるため、最新情報を公式サイトで確認する必要がある。
- Axiは自動売買できる?
-
AxiはEA(自動売買プログラム)の使用が可能であり、制限がない。
MetaTrader 4(MT4)、MetaTrader 5(MT5)のプラットフォームをサポートしており、自動売買やアルゴリズム取引を活用するトレーダーに適した環境を提供している。
- Axiを利用する時の注意点は?
-
- 信託保全が提供されていないため、大口資金を運用する場合は分別管理の仕組みをよく理解すること。
- 日本の金融庁に未登録であり、警告を受けているため、自己責任で取引する必要がある。
- ゼロカットが自動適用されない場合があるため、サポートに連絡して対応を確認することが重要だ。
【まとめ】Axi(アクシ)のメリット・デメリット
- 最大レバレッジ1000倍
- 少額資金でも大きなポジションを持てるため、資金効率が高い。
- スプレッドが狭く取引コストが低い
- 短期売買やスキャルピングを行うトレーダーに最適。
- EA(自動売買)やスキャルピングの制限なし
- 自由度の高い取引環境が整っている。
- 複数の金融ライセンスを取得し、信頼性が高い
- ASIC(オーストラリア証券投資委員会)やFCA(英国金融行動監視機構)など、世界的に厳しい規制機関のライセンスを保持。
- Axiセレクトによるプロトレーダー育成サポート
- 実力のあるトレーダーを支援する独自プログラムがある。
Axiは、スプレッドの狭さやEA運用に強みを持つブローカーであり、中上級者やプロを目指すトレーダーに向いている。
一方で、信託保全がない点やボーナスが少ない点に注意が必要だ。
自分の取引スタイルや資金状況に応じて、メリットとデメリットを比較しながら活用を検討してみよう。