※当サイト内のリンクから各暗号資産交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
ビットコイン(BTC)は、仮想通貨(暗号資産)を代表する銘柄であり、最も知名度が高い。近年では、仮想通貨や投資にそこまで興味がない人でも、楽天経済圏と呼ばれる独自の経済圏を持つ楽天グループのサービスである「ポイントビットコイン」や、日本最大のフリマサービスのメルカリが提供する「メルコイン」などにより、ビットコインに触れる機会が生まれている。
しかし、ビットコインは価格が状況によって大きく変動することから、今買うべきか迷う人も多いだろう。本記事では、ビットコインは今買うべきか、将来性や今後の価格予想を元に解説し、ビットコインの買い方についても紹介する。
ビットコイン(BTC)の将来性 ~今買うべき理由を考える~
ビットコイン(BTC)を今買うべきか判断する材料になる、長期的に考えた時のビットコインの将来性について解説する。
- 通貨としての利用事例が増えている
- 時価総額ランキングでトップで揺らぐことがない
- 発行枚数が制限されており希少性がある
- 取引を円滑にするライトニングネットワークの存在
- ETFとして承認されている
通貨としての利用事例が増えている
ビットコイン(BTC)の普及について、日本円を主に使用している日本の経済圏にいる場合は実感がないかもしれない。2021年、エルサルバドルはビットコインを法定通貨に導入した。サルバドール・コロンと呼ばれる自国の通貨があるが、正式に廃止されていないものの実質的に使用されておらず、アメリカ・ドルを法定通貨にしている。エルサルバドルのように自国の通貨の信用性がない国では、ビットコインのほうが信頼性の高い通貨となるため、ビットコインを法定通貨に導入しやすい。
ビットコインを法定通貨にするメリットは、国の通貨と比較して送金手数料が安い点にもあり、他の国に出稼ぎに行く自国民が多いことから仕送りの機会も多いため、手数料を節約できる点にメリットがある。エルサルバドルだけでなく、アルゼンチンもビットコインの法定通貨に導入することを検討している。
また、日本でもビットコインが使えるお店があり、ビッグカメラ、メガネスーパーで使用できる。ビットコインは世界中で保有されており、自国の通貨の価値が揺らぎやすい貧困国を中心に世界的に利用され始めている。
時価総額ランキングでトップで揺らぐことがない
仮想通貨はビットコインを含めて2万種類を超えているといわれており、その中には全く価値がなくなったものも多く存在する。仮想通貨の市場規模、価値、信頼性などを総合的に判断できる指標には時価総額があり、仮想通貨の時価総額ランキングは上位10位以内であっても入れ替わりが発生している。
その中でもビットコインは時価総額ランキングにおいて、揺らぐことがないトップの座を築いている。最初に開発された仮想通貨であり、ビットコイン以外の仮想通貨はアルトコインと区別されるほど、仮想通貨市場におけるビットコインの影響力は大きい。今後も長期的にビットコインが時価総額ランキングでトップに君臨することが予想される。
発行枚数が制限されており希少性がある
ビットコインの発行上限枚数は2,100万枚となっており、これ以上は増えることがない。すでに2009年から2,000万枚に近い枚数のビットコインが発行されており、年間の発行ペースも緩やかに減少している。発行ペースを緩やかにする仕組みには半減期があり、4年に1度の半減期が到来することでビットコインの発行枚数は減少する。また、ビットコインの半減期は買い時と言われており、半減期が訪れるたびに価格が上昇するジンクスがある。半減期は、2012年、2016年、2020年、2024年に訪れた。次は、2028年だ。
取引を円滑にするライトニングネットワークの存在
ライトニングネットワークは、ブロックチェーンの外で取引を行う仕組みを形成することで、ビットコインの取引にかかるコストを発生させずに、高速で取引を完了できるソリューションだ。ビットコインは現在、取引コストの増加と処理速度の減少が懸念されるスケーラビリティ問題に直面しているが、ライトニングネットワークの成長により、この問題を解決できる可能性がある。ビットコインの将来性を判断するならライトニングネットワークのアップデートにも目を向けたい。
ETFとして承認されている
ビットコインはデジタルゴールドと呼ばれることがあり、機関投資家を含む、様々な投資家から注目されている資産だ。2024年1月、SEC(米証券取引委員会)はビットコインを対象にするETFを承認した。ETFとして承認されたことから、今後はよりファンドの運用を含めて資金の流入が活発になり、価格の上昇に良い影響を与える可能性が期待される。また、ビットコインだけでなくイーサリアム(ETH)のETFも承認された。ビットコインとイーサリアムは共に時価総額ランキングで1位・2位の上位かつ不動の仮想通貨となっている。
ビットコイン(BTC)の価格予想と買い時
CoinPriceForecastによる予想
アメリカのビットコイン価格予想サイトの「CoinPriceForecast」では以下のようなAI予想が提示されている。
年度 | 価格 |
---|---|
2024年 | 69,151ドル |
2025年 | 68,462ドル |
2026年 | 98,962ドル |
2027年 | 99,174ドル |
2028年 | 113,698ドル |
2029年 | 129,934ドル |
2030年 | 133,771ドル |
ビットコインの価格はすでに7万ドルを突破しており、10万ドルを突破するのは次の半減期の2028年を予測している。翌年の価格と比較すると下落する年もあるが、長期的な価格推移であれば右肩上がりに上昇すると考えられる予想となっている。
元Twitter最高経営責任者「ジャック・ドーシー」氏の予想
ビットコイン価格は常に著名人からも予想されており、元Twitter最高経営責任者の「ジャック・ドーシー」氏はビットコイン価格は2030年までに100万ドルに到達することを予測している。ビットコインの市場規模は数年以内に急拡大すると考えていることから、現在の価格と比較すると高めの予想となっている。
米大手資産運用企業バーンスタインの予想
米大手資産運用企業のバーンスタインのアナリストも予想を立てている。ビットコイン価格は2025年末までに20万ドルまで上昇すると予測している。以前は15万ドルと予測していたが、上方修正することとなった。半減期、ETF需要などからビットコインに対して強気な予測を立てるアナリストも多い。
価格予想から考えるビットコインの買い時
ここまでの予測をまとめると多くの分析サイト、著名人、資産運用企業のアナリストに至るまでビットコイン価格は長期的に上昇すると予測していた。しかし、ビットコインのこれまでの価格推移を考えるなら、一時的に下落するタイミングもあるため、買い時に迷うことだろう。
ビットコインの短期的な価格予測は、プロのアナリストでも難しいため、初心者が買い時を見きわめるのは困難だ。しかし、長期的に保有する前提であれば様々な価格予想から結果を出しやすいといえる。ビットコインをはじめ仮想通貨を初めて購入するなら、少額から始めてタイミングを分散して購入することを推奨する。長期的な目線で考えるならビットコインの買い時は今になる。
ビットコイン(BTC)を購入できる仮想通貨取引所
ビットコイン(BTC)を購入できる代表的な仮想通貨取引所を紹介する。
Coincheck(コインチェック)
2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営する。2018年に大規模なハッキング事件が起きたが、その後、東証プライム市場上場企業であるマネックスグループの傘下で経営再建を図った。
つみたてや貸暗号資産などの長期投資向けのサービス、NFTの売買ができるマーケットプレイス、ガス・電気料金をビットコインで支払うユニークなサービスもあり、幅広いサービスが充実している。
また、取引ツールとなるスマホアプリが使いやすく、仮想通貨を初めて取引したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 31種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | アプリ「Coincheck Bitcoin Wallet」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Coincheck(コインチェック)のメリット
- 取扱通貨の種類が多い
- 仮想通貨に関連する幅広いサービスを提供している
- サポート体制が充実している
Coincheck(コインチェック)のデメリット
- 販売所で売買する場合はスプレッドが高くなることがある
- レバレッジ取引のサービスを終了している
Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
-
お得なキャンペーンも比較的多く実施されていますし、より効果的な運用に役立つ実際的なアドバイスもありサポート体制がしっかり整っている点も評価できます。
★★★★★5点(40代・男性) -
コインチェックは以前ハッキングにあいましたが現在はセキュリティーもしっかりしてますし、知名度も仮想通貨会社では、国内No.1だと思います。
★★★★★5点(40代・男性) -
アプリが非常にシンプルな作りになっているため、売買や入出金がお手軽にできます。煩雑な手続きはいらずワンクリックで購入可能であり、チャートも見やすいのでとても使い勝手が良いです。
★★★★★4点(30代・女性)
\国内アプリダウンロード数No.1!※/
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
SBI VCトレード
SBIグループのSBIトレード株式会社が運営する。2021年にTaoTao株式会社と合併し、従来の「VC TRADE」と「TAOTAO」の各サービスが一本化した。
現物取引だけでなく、レバレッジ取引・積立購入・レンディングなどに対応しており、取引所におけるサービスの幅広さを重視したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 24種類 |
手数料 | 販売所:無料、取引所:-0.01 〜0.05% |
最低取引数量 | 販売所:0.00000001BTC、取引所:0.00000001BTC |
スマホ対応 | アプリ「VCTRADE mobile」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
SBI VCトレードのメリット
- 入出金・入出庫手数料など各種手数料が無料
- SBI証券を擁するSBIグループの傘下にあり信頼性が高い
- レバレッジ取引・ステーキングなどのサービスを利用可能
SBI VCトレードのデメリット
- 定期メンテナンスにより取引できない時間がある
- 取扱通貨が他の代表的な取引所と比較して少ない
SBI VCトレードの評判・口コミ
-
SBIグループの信頼性と金融知識に基づいた仮想通貨取引所として、セキュリティ面やサポート体制が非常に充実しています。
★★★★★5点(40代・女性) -
取扱銘柄が豊富である点が良い。メジャーな仮想通貨は抑えられており、取引したい仮想通貨が無いということはまずないかと思う。
★★★★★4点(40代・男性) -
レンディング及びステーキングのサービスを提供しているので、気に入っています。また日本円でNFTの売買をすることができるので、これも個人的には満足しているところです。
★★★★★4点(40代・男性)
\各種手数料無料で仮想通貨の取引を開始!/
BitTrade(ビットトレード)
国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。運営元はビットトレード株式会社。2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した。
すでに仮想通貨取引を始めているが、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 42種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 0.00001BTCかつ2円 |
スマホ対応 | アプリあり |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
BitTrade(ビットトレード)のメリット
- 取扱通貨数は国内仮想通貨取引所でトップクラス
- 販売所・取引所の取引にかかる取引手数料が無料
- 取り扱いのある仮想通貨をすべて2円から購入できる
BitTrade(ビットトレード)のデメリット
- レバレッジ取引の対応通貨ペアがBTC/JPYのみ
- 出金に手数料がかかる点を含めて不自由な点がある
- 出来高が少なさから取引所の取引が成立しないことがある
BitTrade(ビットトレード)評判・口コミ
-
国内最大級の仮想通貨取扱数であることがウリです。スプレッドも少なくて、利用しやすくて、アプリの操作性もいいと感じました。
★★★★★5点(40代・男性) -
大手企業の運営による信頼性と安全性を提供する仮想通貨取引所で、セキュリティが強化されており、不正アクセスや資産保護に関して高い評価を得ています。
★★★★★5点(40代・男性) -
入金や出金、取引に関する手数料が一切必要ないので、無駄なコストを抑えられるのは非常に助かっていますし、更には少額からでも取引をすることが可能です。
★★★★★4点(30代・男性)
\幅広く仮想通貨を取引するならBitTrade!/
BITPOINT(ビットポイント)
株式会社ビットポイントジャパンが運営する。入出金手数料など、現物取引にかかる手数料が全て無料となっている。
アルトコインに強く、国内での取り扱いがビットポイントのみの銘柄もある。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 27種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 500円 |
スマホ対応 | アプリあり |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
BITPOINT(ビットポイント)のメリット
- ユニークな仮想通貨の取り扱いがある
- レンディング・ステーキングのサービスが利用できる
- 取引手数料・入出金手数料が無料
BITPOINT(ビットポイント)のデメリット
- レバレッジ取引に対応していない
- 出来高が非常に少ないため取引が成立しにくいことがある
BITPOINT(ビットポイント)の評判・口コミ
-
直感的な操作性に優れたスマートフォンアプリを提供しており、全体的に手数料も安く、長期間で使っていくという意味でも私にとってはと良い取引所だと思います。
★★★★★5点(30代・女性) -
この暗号通貨取引所はキャンペーンを定期的にしてくれていますので、そこが魅力的です。そのキャンペーンを活用すればお得に新しく取り扱う暗号通貨を購入することができます。
★★★★★4点(40代・男性) -
メジャーな通貨ばかりではなく、クレイトンやトンコインなどは国内で初めて取り扱ったので、ニッチな市場も抑えています。
★★★★★4点(40代・男性)
\ユニークな仮想通貨を取引するならBITPOINT!/
ビットコインは国内の仮想通貨取引所で広く取引できる。より多くの仮想通貨取引所を見て判断したい場合は、以下の記事もチェックして欲しい。
ビットコイン(BTC)の買い方
仮想通貨取引所の口座を開設する
ビットコイン(BTC)は基本的に国内のほぼすべての仮想通貨取引所で取り扱われているため、ビットコインのみを取引するならどの国内仮想通貨取引所で口座開設をしても問題ない。今回は、サービスの幅が広く、総合的に優れた仮想通貨取引所であるCoincheck(コインチェック)を例に紹介する。
仮想通貨取引所の口座開設は手順は以下の通りだ。
- メールアドレスを登録してアカウント作成
- 必要事項の記入(名前・住所等の個人情報)
- 電話番号認証・本人確認
口座開設に必要な書類は本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)のみ。基本的には公式サイトの指示に従えば口座開設できるが、詳しく手順を知りたい場合は以下の記事も参考にして欲しい。
日本円を入金する
ビットコインを仮想通貨取引所で購入するには、口座開設後に購入するための資金を入金する必要がある。Coincheck公式アプリをダウンロードして入金画面を開く。Coincheckでは以下の入金方法に対応している。
- 銀行振込
- コンビニ
- クイック入金
入金手数料が無料になるのは銀行振込のみとなっているため、おすすめと表記されている。Coincheckに限らず入金手段にかかる手数料を確認する。
ビットコイン(BTC)を購入する
Coincheck公式アプリの通貨の一覧ページから、ビットコイン(BTC)を選択して「購入」のボタンを押し、上記の画面で購入する金額を入力する。するとBTCで換算された値が日本円の下に表示される。「日本円でBTCを購入」のボタンを押して手続きを進めれば、口座に購入したビットコインが反映されるはずだ。