※当サイト内のリンクから各暗号資産交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
Bybit(バイビット)は、シンガポールで設立され、ドバイに拠点を置く海外の仮想通貨取引所。日本人の利用は制限されておらず、300種類を超える幅広い仮想通貨(暗号資産)を取引できる。公式サイトも日本語に対応していることから、日本人も利用しやすい海外仮想通貨取引所として知られている。
一方で、Bybitは金融庁の警告を受けているが、Bybitそのものや利用者に対して罰則は設けておらず、現時点では利用することに違法性はない。しかし、金融庁の認可を受けていない海外取引所を利用するのは、暗号資産の取引に慣れていない人は特にリスクが高いため、慎重に検討することを推奨する。
本記事では、Bybitの評判・口コミを紹介し、使い方・手数料などの情報を詳しく解説する。
Bybit(バイビット)の基本情報
項目 | 概要 |
---|---|
取扱通貨数 | 300種類以上 |
スマホ対応 | あり |
取引方法 | 現物/レバレッジ取引 |
レバレッジ倍率 | 最大100倍 |
最低取引数量 | 0.000048BTC |
カスタマーサポート | 問い合わせフォーム |
Bybitは、2018年3月に創業者のBen Zhou氏によって、シンガポールで設立された仮想通貨取引所。2023年にシンガポールからアラブ首長国連邦のドバイに拠点を移している。2021年、アメリカにおける事業運用を停止しており、日本の金融庁から警告を受けた過去がある。
Bybit(バイビット)の評判・口コミ
Bybit(バイビット)の評判・口コミを良い評判と悪い評判に分けてまとめた。
Bybitの良い評判・口コミ
Bybitは海外に拠点を置く仮想通貨取引所であるが、日本語に対応していること、クレジットカード決済で仮想通貨が購入できることから、海外取引所でありながら、日本から利用しやすい点が魅力という意見が多かった。
様々な国から利用できるため取引量が多く、日本の仮想通貨取引所と比較して取扱通貨数が幅広いことがメリットだ。追証なしで最大100倍のレバレッジをかけられる点も日本の取引所ではできないことである。
Bybitの悪い評判・口コミ
Bybitは、日本語に対応しているものの、サポートに問い合わせても日本語で回答をもらうまでに時間がかかるという不満があった。日本の仮想通貨取引所と比較するとサポート体制が万全ではないため、仮想通貨の取引に慣れていない場合は、取引に対して不都合なことがあっても対応が遅くなる可能性があるため、不都合が生じやすい。
また、手数料が高いと感じる意見もあり、2022年の改訂後の手数料が実質的な改悪であったという指摘も多いことから、手数料に対する不満も多い。海外取引所であることから、通信環境によってはエラーも発生しやすく、アプリが使いにくいという意見も散見された。
Bybit(バイビット)の手数料
Bybit(バイビット)の手数料を以下にまとめた。取引手数料率はVIPプログラムによるVIPランクによって決まる仕組みとなっている。VIPプログラムの内容についてはこちらのページを参照のこと。
入金手数料・出金手数料
【入金手数料】
オンチェーン入金/Bybit内送金:無料
【出金手数料】
Bybit内送金:無料
オンチェーン出金:通貨やチェーンに応じて一律の出金手数料が発生する
代表的な仮想通貨における出金手数料の例
通貨名 | 出金手数料 |
---|---|
BTC(ビットコイン) | 0.0002 BTC |
ETH(イーサリアム) | 0.0012 ETH |
XRP(リップル) | 0.25 XRP |
現物取引
VIPランク | Taker | Maker |
---|---|---|
一般 | 0.1000% | 0.1000% |
VIP1 | 0.0800% | 0.0675% |
VIP2 | 0.0775% | 0.0650% |
VIP3 | 0.0750% | 0.0625% |
VIP4 | 0.0600% | 0.0500% |
VIP5 | 0.0500% | 0.0400% |
VVIP | 0.0450% | 0.0300% |
Pro1 | 0.0600% | 0.0400% |
Pro2 | 0.0500% | 0.0300% |
Pro3 | 0.0450% | 0.0200% |
Pro4 | 0.0400% | 0.0200% |
Pro5 | 0.0150% | 0.0050% |
無期限・先物取引
VIPランク | Taker | Maker |
---|---|---|
一般 | 0.0550% | 0.0200% |
VIP1 | 0.0400% | 0.0180% |
VIP2 | 0.0375% | 0.0160% |
VIP3 | 0.0350% | 0.0140% |
VIP4 | 0.0320% | 0.0120% |
VIP5 | 0.0320% | 0.0100% |
VVIP | 0.0300% | 0.0000% |
Pro1 | 0.0320% | 0.0100% |
Pro2 | 0.0320% | 0.0050% |
Pro3 | 0.0300% | 0.0000% |
Pro4 | 0.0275% | 0.0000% |
Pro5 | 0.0250% | 0.0000% |
オプション取引
VIPランク | Taker | Maker |
---|---|---|
一般 | 0.0200% | 0.0200% |
VIP1 | 0.0200% | 0.0150% |
VIP2 | 0.0200% | 0.0150% |
VIP3 | 0.0200% | 0.0150% |
VIP4 | 0.0180% | 0.0150% |
VIP5 | 0.0150% | 0.0100% |
VVIP | 0.0150% | 0.0020% |
Pro1 | 0.0180% | 0.0150% |
Pro2 | 0.0150% | 0.0100% |
Pro3 | 0.0150% | 0.0020% |
Pro4 | 0.0100% | 0.0020% |
Pro5 | 0.0100% | 0.0000% |
強制決済手数料
手数料率 | |
---|---|
現物マージン取引、暗号資産ローン | 2% |
オプション | 0.2% |
Bybit(バイビット)のメリット
日本人も利用しやすい
Bybitは日本語に対応している。日本語に対応している海外サイトの中には、ネイティブな日本人からすれば不自然な日本語を使用している場合がある。上記の文章を見る限り不自然な点は見当たらず、違和感のない文章だ。そのため、言語の壁を感じることはなく、カスタマーサポートも日本語に対応しているため日本人も利用しやすい。
最大100倍のレバレッジをかけられる
Bybitのレバレッジの最大倍率は100倍。主要な日本の仮想通貨取引所のレバレッジ倍率は2倍までとなっているため、レバレッジ取引の自由度が高い。また、入金額以上に損失が発生しないゼロカットシステムを採用していることから、レバレッジ取引における追証が存在しない。
Bybit(バイビット)のデメリット
日本円を直接入出金できない
Bybitを日本から利用する上で不便な点は日本円を直接入出金できない点だ。Bybitで取引するには、仮想通貨をウォレットから直接入金するか、クレジットカードで入金する。また、国内の仮想通貨取引所で口座を開設して仮想通貨を入金することもできる。
信託保全がされていない
Bybitに限った話ではないが、金融庁の認可を受けていない海外の仮想通貨取引所は信託保全がされていない。信託保全を行っていない取引所で仮想通貨を保有すると、Bybitが経営破綻した場合に資産が返還されない可能性がある。
Bybit(バイビット)の口座開設方法
Bybitの口座開設は以下の3つの手順で完了する。
- メールアドレス登録
- 認証コードの入力
- 本人確認
かつては本人確認を必要としていなかったが、近年ではレベル1、レベル2の2パターンで本人確認を必要としている。レベル1は顔写真と身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証等)の確認、レベル2はレベル1に加えて住民票など住所を証明する書類を確認する。
Bybit(バイビット)の使い方・買い方
口座開設を終えてBybitを使うには、仮想通貨の取引に利用する資金を入金する必要がある。しかし、Bybitでは国内の仮想通貨取引所のように日本円を直接入金することが不可能だ。そのため、2通りのパターンで入金する必要がある。
パターン①仮想通貨を国内取引所からBybitに入金する
送金したい仮想通貨を選択して、Bybitウォレットに入金する。入金アドレスをコピー・ペーストするか、QRコードでスキャンして国内取引所の送金を完了させる。送金する仮想通貨は一般的に取引しやすい通貨か、送金手数料の安い通貨を選択するのが一般的だ。国内でも広く取り扱われているBTC(ビットコイン)または、XRP(リップル)が良いだろう。
パターン②クレジットカードから日本円を入金する
ワンクリック購入では、クレジットカードを利用してBybitに日本円を入金することが可能。入金する通貨(日本円/JPY)を選択し、BTCやUSDTなど交換したい基軸となる通貨を選択する。支払いのクレジットカードの国際ブランドはVisaとMastercardに対応している。
Bybit(バイビット)と合わせて注目したい国内仮想通貨取引所
Bybitは国内仮想通貨取引所にはない魅力を持っている一方で、仮想通貨初心者には利用しにくいことや、信託保全がされていないことに不安がある取引所だ。海外の仮想通貨取引所でしか取り扱われていない草コインや、2倍を超える高いレバレッジ倍率で取引したい上級者を除いて、基本的には国内で取引することを推奨したい。また、Bybitの入金には国内仮想通貨取引所を利用できる。
以上を踏まえてBybit(バイビット)と合わせて注目したい、送金用に優れた取引所を含めるおすすめの国内仮想通貨取引所を紹介する。
Coincheck(コインチェック)
2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営する。2018年に大規模なハッキング事件が起きたが、その後、東証プライム市場上場企業であるマネックスグループの傘下で経営再建を図った。
つみたてや貸暗号資産などの長期投資向けのサービス、NFTの売買ができるマーケットプレイス、ガス・電気料金をビットコインで支払うユニークなサービスもあり、幅広いサービスが充実している。
また、取引ツールとなるスマホアプリが使いやすく、仮想通貨を初めて取引したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 31種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | アプリ「Coincheck Bitcoin Wallet」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Coincheck(コインチェック)のメリット
- 取扱通貨の種類が多い
- 仮想通貨に関連する幅広いサービスを提供している
- サポート体制が充実している
Coincheck(コインチェック)のデメリット
- 販売所で売買する場合はスプレッドが高くなることがある
- レバレッジ取引のサービスを終了している
Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
-
お得なキャンペーンも比較的多く実施されていますし、より効果的な運用に役立つ実際的なアドバイスもありサポート体制がしっかり整っている点も評価できます。
★★★★★5点(40代・男性) -
コインチェックは以前ハッキングにあいましたが現在はセキュリティーもしっかりしてますし、知名度も仮想通貨会社では、国内No.1だと思います。
★★★★★5点(40代・男性) -
アプリが非常にシンプルな作りになっているため、売買や入出金がお手軽にできます。煩雑な手続きはいらずワンクリックで購入可能であり、チャートも見やすいのでとても使い勝手が良いです。
★★★★★4点(30代・女性)
\国内アプリダウンロード数No.1!※/
※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
SBI VCトレード
SBIグループのSBIトレード株式会社が運営する。2021年にTaoTao株式会社と合併し、従来の「VC TRADE」と「TAOTAO」の各サービスが一本化した。
現物取引だけでなく、レバレッジ取引・積立購入・レンディングなどに対応しており、取引所におけるサービスの幅広さを重視したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 24種類 |
手数料 | 販売所:無料、取引所:-0.01 〜0.05% |
最低取引数量 | 販売所:0.00000001BTC、取引所:0.00000001BTC |
スマホ対応 | アプリ「VCTRADE mobile」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
SBI VCトレードのメリット
- 入出金・入出庫手数料など各種手数料が無料
- SBI証券を擁するSBIグループの傘下にあり信頼性が高い
- レバレッジ取引・ステーキングなどのサービスを利用可能
SBI VCトレードのデメリット
- 定期メンテナンスにより取引できない時間がある
- 取扱通貨が他の代表的な取引所と比較して少ない
SBI VCトレードの評判・口コミ
-
SBIグループの信頼性と金融知識に基づいた仮想通貨取引所として、セキュリティ面やサポート体制が非常に充実しています。
★★★★★5点(40代・女性) -
取扱銘柄が豊富である点が良い。メジャーな仮想通貨は抑えられており、取引したい仮想通貨が無いということはまずないかと思う。
★★★★★4点(40代・男性) -
レンディング及びステーキングのサービスを提供しているので、気に入っています。また日本円でNFTの売買をすることができるので、これも個人的には満足しているところです。
★★★★★4点(40代・男性)
\各種手数料無料で仮想通貨の取引を開始!/
BitTrade(ビットトレード)
国内取引所でもトップクラスの取扱通貨数を誇る。運営元はビットトレード株式会社。2018年9月にビットトレード株式会社とHuobiが資本業務提携を実施したことで誕生した。
すでに仮想通貨取引を始めているが、取引の選択肢の幅を広げたい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 42種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 0.00001BTCかつ2円 |
スマホ対応 | アプリあり |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
BitTrade(ビットトレード)のメリット
- 取扱通貨数は国内仮想通貨取引所でトップクラス
- 販売所・取引所の取引にかかる取引手数料が無料
- 取り扱いのある仮想通貨をすべて2円から購入できる
BitTrade(ビットトレード)のデメリット
- レバレッジ取引の対応通貨ペアがBTC/JPYのみ
- 出金に手数料がかかる点を含めて不自由な点がある
- 出来高が少なさから取引所の取引が成立しないことがある
BitTrade(ビットトレード)評判・口コミ
-
国内最大級の仮想通貨取扱数であることがウリです。スプレッドも少なくて、利用しやすくて、アプリの操作性もいいと感じました。
★★★★★5点(40代・男性) -
大手企業の運営による信頼性と安全性を提供する仮想通貨取引所で、セキュリティが強化されており、不正アクセスや資産保護に関して高い評価を得ています。
★★★★★5点(40代・男性) -
入金や出金、取引に関する手数料が一切必要ないので、無駄なコストを抑えられるのは非常に助かっていますし、更には少額からでも取引をすることが可能です。
★★★★★4点(30代・男性)
\幅広く仮想通貨を取引するならBitTrade!/
Bybit(バイビット)のよくある質問
Bybit(バイビット)の取扱銘柄は?
Bybitは300種類以上の仮想通貨を取り扱っている。詳しい取扱銘柄はBybit公式サイトから確認して欲しい。現物取引における取扱銘柄を調べたい場合は、現物のタブから現物取引の項目を選択すると取扱通貨の一覧が確認できる。
Bybit(バイビット)がやばいといわれる理由は?
Bybitは2024年8月時点で存続が危ぶまれる大きな不祥事や、日本から利用することに違法性があるわけではない。しかし、2021年に金融庁から認可を受けずに暗号資産交換業を行ったとして警告を受けている。また、Bybitは信託保全がされていないことから、万が一にも倒産してしまった場合に保有している仮想通貨が返還されない可能性がある。以上のことからやばいといわれていると考えられる。