エルフトークン(ELF Token)とは? IEOと注目される理由を紹介

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エルフトークン(ELF Token)は、株式会社HashPaletteからリリース予定のNFTファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」で利用される暗号資産。bitFlyer(ビットフライヤー)初のIEOとして、2024年2月9日19時より購入申し込みの受付を開始した。

申し込み期間は2月9日~2月20日となっており、IEOで購入できなかった場合もbitFlyerに正式に上場するタイミングで購入できるようになる。本記事では、エルフトークン(ELF Token)について解説し、IEOについて紹介する。

エルフトークン(ELF Token)とは

名称エルフトークン
ティッカーシンボルELF
総発行枚数1,000,000,000 ELF
IEO販売総数100,000,000 枚(10%)
IEO販売総額1,250,000,000 円
IEO販売価格12.50 円 / ELF
申込単位1口 = 500 ELF
申込上限1,500口 = 750,000 ELF
公式ホームページhttps://theland.game
ホワイトペーパーURLPDF
公式Twitterhttps://twitter.com/THELAND_ELF_JP

エルフトークン(ELF Token)のIEOが注目される理由

エルフトークンが注目される理由は以下の通りである。

  • NFTファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」で使用できる
  • パレットトークン(PLT)を発行したHashPaletteが発行する
  • 国内でも最大の取引量を誇るbitFlyer初のIEO

NFTファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」で使用できる

https://theland.game/

エルフトークンは、メタバース型のNFTファーミングゲーム「THE LAND エルフの森」で使用できる暗号資産である。こちらのゲームは「ELF Masters-Arena of Light and Darkness-」を大型アップデートする形で開発されており、作物や動物を育てて農場を拡大し、NFTアバターを通して他プレイヤー間でコミュニケーションを取ることもできる自由度の高いスローライフ系のゲームだ。

エルフトークンは保有してステーキングするとスターシステムによって、ゲーム内におけるさまざまな特典を受けられる仕組みだ。その他にもNFTの売買や、使用しているゲーム内のNFTの手数料の支払いに用いられる。またガバナンストークンであることから、保有量に応じてエコシステムの意思決定に参加できる権利を得ることも可能である。

スマホからもプレイできることから、ブロックチェーンゲームへの興味の有無にかかわらず、ファーミングゲームに興味を持つゲーム好きからの注目度も高い。

パレットトークン(PLT)を発行したHashPaletteが発行する

エルフトークンの発行元であるHashPaletteは、国内初のIEOとなったパレットトークン(PLT)の発行元である。パレットトークンのIEOは、先行販売価格から20倍以上の高騰を記録したIEOの事例だ。国内のIEOではこれまでパレットトークンに加えて、FCRコイン、フィナンシェトークンNippon Idol Tokenの4例が実施されてきた。すべてのIEOで高騰を記録したわけではないが、発行元が過去に実績を持ったIEOは初となることも注目が高まる理由の一つと言える。

国内でも最大の取引量を誇るbitFlyer初のIEO

エルフトークンは、国内でも最大の取引量を誇るbitFlyerの初のIEOである。「Bitcoin日本語情報サイト 国内ビットコイン市況」では、2024年1月の暗号資産取引所のビットコイン(BTC)出来高ランキングにおいてbitFlyerは1位を記録しており、国内でも広く利用されている取引所である。国内でもトップクラスの取引所の初のIEOであるため、エルフトークンのIEOには注目が集まっている。

エルフトークン(ELF Token)の将来性

エルフトークンの将来性に関するポイントは以下の3点が挙げられる。

  • ゲームでユーザーをどれだけ取り込めるか
  • 運営がバイバックすることで価格を安定化させる
  • bitFlyerによる無償取得

ゲームでユーザーをどれだけ取り込めるか

エルフトークンは、「THE LAND エルフの森」で使用できる暗号資産であることから、将来性はゲームがどれだけのユーザーを取り込めるかに大きく依存する。ユーザーが増えるほど、エルフトークンの価値が高まりやすくなるが、ユーザーが減少するほどエルフトークンの価値も減少しやすくなるため、長期的に人気を獲得できるゲームになることが求められる。

こちらのゲームは、2月14日時点で事前登録者数が20万人を突破している。様々な人がプレイしやすいスマホでプレイ可能なブロックチェーンゲームであり、無料でもプレイできる形態である。NFTや暗号資産に触れたことがない人も含めて、ユーザーを広く取り込めるかが今後の価格に大きく影響すると考えられる。

運営がバイバックすることで価格を安定化させる

エルフトークンの特徴の一つは、運営によるバイバックがあることだ。暗号資産におけるバイバックは、市場に流通している暗号資産を運営元が買い戻すことである。HashPaletteがエルフトークンを買い戻すことで、1ELFあたりの価値を安定して保つことができる。エルフトークンが下落する局面があったとしても、HashPaletteのバイバックがあることから、価値が安定することが期待される。

bitFlyerによる無償取得

エルフトークンの懸念材料には、IEOを実施するbitFlyerが暗号資産を無償取得する点が挙げられる。無償取得したエルフトークンは、上場直後に売却する予定がないとbitFlyerは説明しているが、将来においては売却する可能性があると発表しているため、bitFlyerがいつでも売却できる状態は売り圧力を生む可能性がある。

エルフトークン(ELF Token)を購入する方法

IEOによる購入方法

bitFlyerにおけるエルフトークンのIEOは以下のスケジュールで進められる。

日時内容
2月9日購入申込の受付開始
2月20日購入申込の受付終了
2月21日抽選・決済・付与
2月22日~3月31日期間中に正式に取扱開始

最新のスケジュールについてはこちらのページを参照のこと。

上場後の購入方法

エルフトークンは、IEOの終了後にbitFlyerで購入できるようになる。今後、他の取引所でも取り扱いが開始される可能性はあるが、現在は特定の取引所のみでしか購入できない。

bitFlyer(ビットフライヤー)

株式会社bitFlyerが運営し、国内最大級の取引量を誇る。FX取引(bitFlyer Lightning)が盛んなことが特徴的だ。

国内取引所でもトップレベルのセキュリティ意識を持っており、1円から仮想通貨を購入できて少額投資がしやすい。アプリや取引ツールも使い勝手が良く、初心者にも向いている。

項目概要
取扱仮想通貨37種類
手数料販売所:無料、取引所0.01〜0.15%
最低取引数量販売所:0.00000001BTC、取引所:0.001BTC
スマホ対応アプリ「bitFlyerウォレット」
セキュリティマルチシグ、コールドウォレットなど

bitFlyer(ビットフライヤー)のメリット

  • 国内でトップクラスの取引量を誇る
  • セキュリティ対策に力を入れている
  • T-POINTをビットコインに交換できる

bitFlyer(ビットフライヤー)のデメリット

  • 取引所の取扱通貨が非常に少ない
  • 入出金手数料が高い
  • レバレッジ取引はビットコインのみ対応

bitFlyer(ビットフライヤー)の評判・口コミ

  • ビットフライヤーは、老舗の取引所だけあって、信頼感があります。特にセキュリティ面は安心できるし、操作性も直感的で分かりやすいです。

    ★★★★★5点
    (40代・男性)
  • 仮想通貨の積立やクレジットカードなど仮想通貨取引以外のサービスも提供していて、様々な使い方ができると評価しています。

    ★★★★4点
    (30代・男性)
  • 取引所ではなく販売所があるので素人でも他のユーザーとの駆け引きなくすぐに仮想通貨を購入できたことです。

    ★★★★4点
    (40代・男性)

\ビットコイン取引量8年(’16年-’23年)連続国内NO.1※/

※国内暗号資産交換業者における 2016 年~2023 年の差金決済及び先物取引を含んだ年間出来高。

|文・編集:CoinDesk JAPAN編集部

|トップ画像:オフィシャルサイトより