フレア(FLR/ Flare Networks)の特徴と強みは? 価格推移・時価総額・取り扱い取引所などを解説

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フレア(FLR/ Flare Networks)は、リップル(XRP)のエアドロップの実施により配布された暗号資産(仮想通貨)である。以前はSparkトークンという名称だった。すでに国内の多くの暗号資産取引所で取り扱いがある。

本記事ではフレア(FLR/ Flare Networks)の特徴と強みと将来性について解説する。

フレア(FLR/ Flare Networks)とは

ブロックチェーン名称Flare Networks
トークン名称フレア(旧Sparkトークン)
ティッカーシンボルFLR
最大供給量4,000,000,000
承認方式FBA(Federated Byzantine Agreement)
公式サイトhttps://ja.flare.xyz/

フレア(FLR)は、ブロックチェーン同士の連携を目的とするFlare Networksのネイティブトークンだ。XRPやイーサリアムなど他のブロックチェーンとの相互運用性を実現することを目的に開発された。2020年12月にローンチされ、リップル社と提携していることから、当時XRPを保有していた人にエアドロップが実行された。

フレア(FLR/ Flare Networks)の特徴と強み

フレアの特徴と強みは以下の通りだ。

  • すべてをつなぐ相互運用を目指す
  • イーサリアムと開発環境に互換性がある
  • FBA(Federated Byzantine Agreement)の採用

すべてをつなぐ相互運用を目指す

フレアは、「すべてをつなぐ」という目的の下、異なるブロックチェーンをつなぐ役割を果たすプロジェクトだ。仮想通貨は異なるブロックチェーン同士では互換がなく、相互運用性がないため、異なる仮想通貨を交換するためには取引所を介するしかなかった。フレアはブロックチェーン同士を安全につなぎ、トークンや情報を自由に流通させることを可能にする。

イーサリアムと開発環境に互換性がある

フレアには、イーサリアム仮想マシン(EVM/Ethereum Virtual Machine)が含まれているため、イーサリアムのスマートコントラクトで実行可能だ。イーサリアムで作成されたツールやdApps(分散型アプリ)もFlare Networks上で動かせる。イーサリアムでのdAppsの開発経験がある開発者は、Flare Networks上でも簡単にdAppsを開発ができるようになる。

FBA(Federated Byzantine Agreement)の採用

フレアは、独自のコンセンサスアルゴリズムであるFBA(Federated Byzantine Agreement)を採用している。暗号資産の代表的な承認方式では、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)は莫大な電力消費、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)は経済的なインセンティブを必要としたが、FBAはこれらを必要とせずにトランザクションの承認が可能だ。トランザクションの処理能力を高めるために、フレアはアバランチプロトコルも採用しているので、コストや処理速度の観点において隙がない。

フレア(FLR/ Flare Networks)の将来性は?

フレア(FLR/ Flare Networks)は、仮想通貨の相互運用性に関わる銘柄であり、多くの機能を有しているので将来性が期待できる。

フレア(FLR/ Flare Networks)の価格推移

出典:CoinMarketCap

上記はフレア(FLR/ Flare Networks)の直近の価格の値動きだ。2023年1月に大手取引所に上場後、1FLR=0.040ドル台を割り、2023年10月には一時0.010ドル台をも下回る水準となった。一方、そのときを底に価格は上昇基調に入り、2024年2月下旬には1FLR=0.050ドルを突破した。

フレア(FLR/ Flare Networks)の時価総額

フレア(FLR/ Flare Networks)の時価総額は2024年4月時点で約14億5,100万ドルほどとなっており、全暗号資産におけるランキングでは73位となっている。

時価総額が近い暗号資産としては、71位のORDIが約15億3,500万ドル、72位のNervos Networkが約14億6,700万ドル、74位のBONKが約14億3,000万ドル、75位のWormhole(W)が約14億2,200万ドルとなっている。

フレア(FLR/ Flare Networks)の取り扱いがある取引所

フレア(FLR/ Flare Networks)の取り扱いがある日本国内の暗号資産取引所は以下の通りとなっている。