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フィナンシェトークン(FNCT)は、株式会社フィナンシェが発行するトークンで、「FiNANCiE(フィナンシェ)」上で使用可能なトークンという性質を有している。
FiNANCiEは、スポーツクラブやクリエイターなどがサポーターと夢や目標を実現するためのトークン発行型クラウドファンディングとコミュニティを提供するプラットフォームだ。
FNCTはCoincheckでIEOが実施されるなどして注目を集めた。すでにCoincheckなどの取引所に上場しており、取引所を通じて売買することが可能だ。この記事ではFNCTの特徴や価格推移、時価総額、取り扱い取引所などについて解説する。
フィナンシェトークン(FNCT)とは
名称 | フィナンシェトークン |
ティッカーシンボル | FNCT |
総発行枚数 | 20,000,000,000枚 |
IEO販売総数 | 2,600,000,000枚(13%) |
IEO販売価格 | 0.41円/FNCT |
公式ホームページ | https://financie.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/Fnct_Official |
フィナンシェトークン(FNCT)は、ブロックチェーンを活用したトークン発行型のクラウドファンディングを提供する株式会社フィナンシェが発行するトークン。フィナンシェトークンは、イーサリアムのブロックチェーン上に発行されており、総発行枚数は200億枚。
フィナンシェトークンの役割は、フィナンシェ上で別に発行されるコミュニティトークン(CT)とつなぐことでさまざまなメリットが得られることにある。
2023年2月のCoincheck(コインチェック)によるIEOでは、総発行枚数の13%にあたる26億枚が販売された。IEOの販売価格は1FNCTあたり0.41円だった。
フィナンシェトークン(FNCT)が注目される理由
フィナンシェトークン(FNCT)が注目される理由は3つある。
- 新たなクラウドファンディングを実現するプロジェクト
- 多数のオーナーが参加している
- パレットトークン(PLT)の事例
新たなクラウドファンディングを実現するプロジェクト
フィナンシェトークンはブロックチェーンを利用して、従来のクラウドファンディングよりも出資者が参加しやすい仕組みを実現することを目的としている。資金調達を行いたいオーナーがフィナンシェでコミュニティトークンを発行し、出資者がコミュニティトークンを購入することで資金調達ができる仕組みだ。
コミュニティトークンを保有する出資者は、コミュニティ限定の投票やイベントに参加可能であり、トークンを保有するほど自身の投票が影響を与えやすくなる。コミュニティトークンの価値を高めるために必要になるのが、暗号資産のフィナンシェトークンであり、利用することで、よりコミュニティトークンを購入できる仕組みとなっており、保有すればフィナンシェのエコシステム全体のガバナンスに参加することも可能になる。
フィナンシェ独自に発行するコミュニティトークンと暗号資産のフィナンシェトークンを繋ぐことにより、コミュニティ全体を成長させ、コミュニティトークンの価値を持続的に高める。このような新しいクラウドファンディングのモデルであるため、期待が高まっている。
多数のオーナーが参加している
フィナンシェにはプロサッカークラブや、多数のインフルエンサーがオーナーとして参加。コミュニティトークンを発行して資金調達を行うオーナーと資金を出資するファン(支援者)の繋がりをコミュニティによってより強固なものにする。
オーナーは、ファンとの距離をより近いものにすることで、資金調達を円滑に進められるメリットがある。ファンはトークンを保有することでコミュニティでしか得られないイベントの参加権が得られるメリットだけでなく、成長が期待されるコミュニティのトークンを保有すれば価値が高まることが期待できるため、投資メリットもあるので出資者が増えやすくなることから注目されている。
パレットトークン(PLT)の事例
フィナンシェトークンは、Coincheck IEOの第2号案件であることが注目を集めている大きな要因となっている。Coincheck(コインチェック)第1号のIEO案件では、IEO販売価格から上場後に大きく価格が上昇している。
IEO第1号案件はパレットトークン(PLT)であり、マンガ・アニメ・スポーツなどの日本発のコンテンツのグローバル発信の強化を目的にNFTの流通に最適化されたブロックチェーンネットワークだ。2021年7月に実施され、その価格は上場直後にIEO販売価格の11倍以上まで上昇した。8月23日には販売価格から24.4倍の上昇を達成している。
フィナンシェトークン(FNCT)の価格推移
上記のチャートはフィナンシェトークン(FNCT)の価格推移を示している。価格が大きく上昇したのは2024年2月で、1FNCT=0.20円だった価格は短期間で0.90円を超え、大台の1円に届く直前まで高騰した。
2月5日のCoincheckでFNCTの取り扱いが開始されるという発表が高騰の起点になった。
フィナンシェトークン(FNCT)の時価総額
フィナンシェトークン(FNCT)の時価総額は2024年4月時点で約22億9,000万円となっている。全暗号資産におけるランキングは3,354位で、国際的にはメジャーな暗号資産ではない。
フィナンシェトークン(FNCT)を購入するならCoincheck(コインチェック)の口座を開設する
フィナンシェトークンはCoincheck(コインチェック)に上場し、売買ができるようになっている。CoincheckでFNCTを購入する場合は、Coincheckで口座開設をしよう。Coincheckのほか、OKCoinJapanでも取り扱いがある。
Coincheck(コインチェック)
2012年に設立されたコインチェック株式会社が運営する。2018年に大規模なハッキング事件が起きたが、その後、東証プライム市場上場企業であるマネックスグループの傘下で経営再建を図った。
つみたてや貸暗号資産などの長期投資向けのサービス、NFTの売買ができるマーケットプレイス、ガス・電気料金をビットコインで支払うユニークなサービスもあり、幅広いサービスが充実している。
また、取引ツールとなるスマホアプリが使いやすく、仮想通貨を初めて取引したい人に向いている。
項目 | 概要 |
---|---|
取扱仮想通貨 | 31種類 |
手数料 | 無料 |
最低取引数量 | 円建てで500円相当額 |
スマホ対応 | アプリ「Coincheck Bitcoin Wallet」 |
セキュリティ | マルチシグ、コールドウォレットなど |
Coincheck(コインチェック)のメリット
- 取扱通貨の種類が多い
- 仮想通貨に関連する幅広いサービスを提供している
- サポート体制が充実している
Coincheck(コインチェック)のデメリット
- 販売所で売買する場合はスプレッドが高くなることがある
- レバレッジ取引のサービスを終了している
Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ
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お得なキャンペーンも比較的多く実施されていますし、より効果的な運用に役立つ実際的なアドバイスもありサポート体制がしっかり整っている点も評価できます。
★★★★★5点(40代・男性) -
コインチェックは以前ハッキングにあいましたが現在はセキュリティーもしっかりしてますし、知名度も仮想通貨会社では、国内No.1だと思います。
★★★★★5点(40代・男性) -
アプリが非常にシンプルな作りになっているため、売買や入出金がお手軽にできます。煩雑な手続きはいらずワンクリックで購入可能であり、チャートも見やすいのでとても使い勝手が良いです。
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